セミ・ダオニール(グリベンクラミド)2.5mg 10錠

360 円!! ダオニール、オイグルコンのジェネリック
すい臓からのインスリン分泌を促進することで血糖値降下作用を発揮する糖尿病治療薬(SU薬)。

Semi Daonil (Glibenclamide) - 2.5mg (10 Tablet)

■ 10錠

360 円


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有効成分

グリベンクラミド(Glibenclamide)

 

製造国

インド

 

製造元

Aventis Pharma LTD

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日2.5mgを朝食前または後に経口服用します。
その後の定期的な検査結果に応じて2.5mg単位で徐々に増量しますが、最大服用量は1日15mgとします。
なお、1日2回服用の場合は朝・夕食の前または後に服用します。

セミ・ダオニール2.5mgと類似作用を持つほかの抗糖尿病薬から移行する場合は、変更前の服用量および検査によってセミ・ダオニール2.5mgの服用量を決定します。


商品詳細

セミ・ダオニール2.5mgは血糖値を下げる薬で、主にII型(インスリン非依存型)糖尿病の治療に使用されます。

ブドウ糖(グルコース)は組織細胞にエネルギーを補給する働きを持つ物質ですが、血液中のブドウ糖のことを血糖と言い、この血糖の血液中濃度を示したものが血糖値です。健康な人の空腹時における血糖値は通常80-100mg/dl程度であり、この数値が高すぎても低過ぎても体にいい影響を与えません。 
血糖は、極端に食べ物を摂取しない、激しい運動、病気や薬剤の影響などで下がる傾向があります。血糖が過度に下がると、大量の冷や汗、動悸、ふるえなどの低血糖発作がみられることがあり、また大脳のエネルギー代謝が維持できなくなるために精神症状を起こしたり、最悪の場合は死に至ることもあります。しかし人間の体にはこの低血糖を避けるための4つのシステムがあり、さまざまなホルモンが血糖値を上げるように働きかけるため、健康な人においては低血圧症状に対して比較的順応に対応します。 
その反面で、上がった血糖を下げる働きをするホルモンは1つしかありません。それがすい臓から分泌されるインスリン(インシュリン)です。

血液中の糖分は、このインスリンによって調節されています。筋肉や脂肪組織においてはブドウ糖の細胞内への取り込み促進、また肝臓では肝静脈へのブドウ糖放出(糖新生)を抑制して血糖値を低下させる働きをしますが、このインスリンの低血糖作用がうまく働かずに血糖値が高くなると、糖尿病などの病気を引き起こす原因となります。糖尿病はそのまま放置すると、手足のしびれ(神経障害)、目の病気(網膜症)、腎臓病などいろいろな合併症を引き起こします。

血糖値が高いといっても、必ずしも糖尿病であるとは限りませんが、高血糖には明らかな症状が現われることが少ないため発見が遅れることが多く、そのため症状が進行して新生障害、網膜症、腎臓病などの合併症を引き起こすこともあります。例えば、すぐ喉が渇く、皮膚の乾燥・かゆみ、目のかすみ、夜間の頻尿などが高血糖の初期症状です。

高血糖は、過食、運動不足、ストレスなどが原因で起こることが多く、その原因を取り除くための食事療法、運動療法などで血糖値をコントロールしますが、それでも症状の改善がみられない場合には薬物療法が行なわれます。

セミ・ダオニール2.5mgは少量で強力な血糖降下作用を持ち、内因性のインスリンの分泌を促進することで血糖降下作用を発揮する経口薬です。有効成分のグリベンクラミドは、すい臓のβ(ベータ)細胞の表面にあるATP依存性K+チャネルという分子構造と結合し、その働きを遮断することでインスリンの分泌量を増やし、結果として血糖値を下げる働きをします。

ただし、セミ・ダオニール2.5mgはインスリンの代用として使用することはできないため、インスリンに依存しない非インスリン依存型の人に対してのみ有効です。


副作用

セミ・ダオニール2.5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
血小板減少、白血球減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、下痢、胃部膨満感、便秘、悪心、食欲不振、心窩部痛、発疹、光線過敏症、そう痒感、めまい、倦怠感、眠気、流涙、視力低下、むくみ、アルコール耐性低下、脱毛

・極稀に起こる重篤な副作用
低血糖、無顆粒球症、溶血性貧血、肝炎、肝機能障害、黄だん


特別な注意

以下の場合、セミ・ダオニール2.5mgを絶対に服用しないでください
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病(若年型糖尿病、ブリットル型糖尿病など)の人: インスリンの使用が適切です。

・重篤な肝機能障害または腎機能障害のある人: 低血糖を起こすおそれがあります。

・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある人: インスリンの使用が適切です。

・下痢、嘔吐などの胃腸障害のある人: 低血糖を起こすおそれがあります。

・妊婦または妊娠している可能性のある人: スルホニルウレア系薬剤は胎盤を通過することが報告されており、新生児の低血糖、巨大児が認められているため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

・セミ・ダオニール2.5mgの成分またはスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人

・ポセンタン水和物を服用中の人

【警告】
・重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがあるため、用法・用量、使用上の注意などに留意してください。

【慎重服用】
・肝機能障害または腎機能障害のある人

・以下の低血糖を起こすおそれのある人、または状態の人
1.肝機能障害、または腎機能障害の人
2.脳下垂体機能不全または副腎機能不全の人
3.栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足または衰弱状態の人
4.激しい筋肉運動をする人
5.過度のアルコール摂取者
6.高齢者
7.血糖降下作用を増強するおそれのある薬剤との併用している人

【重要な基本的注意】
・糖尿病の診断が確立した人のみ服用を考慮してください。糖尿病以外にも耐糖能異常、尿糖陽性など、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、老人性糖代謝異常、甲状腺機能異常など)を有する疾患があることに留意してください。

・適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を充分に行なったうえで効果が不充分な場合に限り考慮してください。

・服用する場合には少量から開始し、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不充分な場合には速やかにほかの治療法への切り替えを行なってください。

・服用の継続中に服用の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また不養生、感染症の合併などにより効果がなくなったり、不充分となる場合があるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無などに留意のうえ、常に服用継続の可否、服用量、薬剤の選択などに注意してください。

・重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転などに従事している人が服用する場合は注意してください。また低血糖に関する注意について、充分理解してください。

高齢者では生理機能が低下していることが多く、低血糖が現れやすいため少量から服用を開始し、定期的に検査を行なうなど慎重に服用してください。

授乳中の人が服用する場合は、授乳を避けてください。

スルホニルウレア系薬剤を長期間継続使用した場合、食事療法単独の場合と比較して心臓・血管系障害による死亡率が有意に高かったとの報告があります。

インスリンまたは経口血糖降下剤の服用中にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用することにより、低血糖が起こりやすいとの報告があります。