クラリチン(ロラタジン)10mg 20錠

1690 円!! 1日1回の服用で効果が1日継続するアレルギー性鼻炎治療薬。眠気が引き起こされないタイプ。

Claritine (Loratadine) - 10mg (20 Tablets)

■ 20錠

1690 円


ご注文数量 単価
2 以上 1480 円
   

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有効成分

ロラタジン(Loratadine)

 

製造国

トルコ市場向け

 

製造元

Schering-Plough

使用量

・成人および12歳以上の子ども: 1日1錠を経口服用します。
・体重30kg以上の子ども(2-12歳未満): 1日1錠を経口服用します。
・体重30kg未満の子ども(2-12歳未満): 1日半錠を経口服用します。


商品詳細

クラリチン10mgは、花粉症などのアレルギー症状の原因となる炎症を抑える抗アレルギー性鼻炎薬です。ほかの同類の薬と比較して、眠気を引き起こさず、また注意力にもほとんど影響を与えないとされています。

アレルギー性鼻炎は、ハウスダスト、ダニなどが抗原となって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3大症状を引き起こす鼻粘膜のアレルギー症状です。通年性アレルギー性鼻炎と、花粉などを抗原とする季節性アレルギー性鼻炎に分類することができ、このうち季節性アレルギー性鼻炎の大部分は花粉症です。

鼻炎症状を引き起こす原因は、抗原刺激によって肥満細胞や好塩基球から遊離されるケミカルメディエーター、すなわちヒスタミン、ロイコトリエンなどです。特にヒスタミンは、鼻粘膜に分布する知覚神経である三叉神経末端に存在するヒスタミンH1受容体と結びついて、鼻のムズムズ感、くしゃみのほかに、反射性に鼻汁分泌をもたらすため、アレルギー性鼻炎を引き起こす重要な因子と考えられています。そのためアレルギー性鼻炎の治療には、ヒスタミンがヒスタミンH1受容体と結合しないように働きかける作用を持つ抗ヒスタミン薬が主に使用されます。

ところがヒスタミンは脳内で眠気を抑える働き(覚醒状態の維持)に関与している物質でもあるため、抗ヒスタミン薬の服用によって起こる代表的な副作用として眠気の誘発があります。さらに抗コリン作用も持つことから、緑内障や前立腺肥大などの下部尿路狭窄のある人や、喀痰を出すことが困難になるとの理由のために喘息の人は使用することができない、鼻閉に対しては充分な効果が認められないなど、いくつか問題が挙げられています。

これらの欠点をカバーする抗ヒスタミン薬として開発されたのが、第2世代の抗ヒスタミン薬であり、クラリチン10mgの有効成分であるロラタジンです。
ロラタジンは、ヒスタミンとヒスタミン受容体が結合するのを抑えるという点においては従来と同じですが、特にH1受容体にだけ選択的に拮抗作用を示すために、抗コリン作用が起こりません。
さらにロラタジンは、肥満細胞に作用してヒスタミンやロイコトリエンなどのケミカルメディエーターの遊離を抑制するほか、脳に入りにくい性質を持つことから眠気を生じさせないと考えられているため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をする人でも安心して服用ができます。
また効果が長時間持続するので1日1回の服用で済み、コンプライアンスの向上に役に立つなど服用による利点が多いことから、ロラタジンは、アメリカやヨーロッパでは抗アレルギー性鼻炎薬の第一選択薬として使用されることが多いようです。


副作用

クラリチン10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
眠気、倦怠感、めまい、頭痛、咽頭痛、鼻の乾燥感、腹痛、口渇、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、口唇乾燥、胃炎、発疹、脱毛、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ビリルビン値上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、たんぱく尿、BUN上昇、動悸、頻脈、好酸球増多、白血球減少、好中球減少、単球増多、リンパ球減少、白血球増多、リンパ球増多、ヘマトクリット値減少、ヘモグロビン減少、好塩基球増多、血小板減少、尿糖、眼球乾燥、耳鳴、ほてり、むくみ(顔面、四肢)、味覚障害

●極稀に起こる重篤な副作用
ショック、てんかん、肝機能障害、黄だん


特別な注意

以下の場合、クラリチン10mgを絶対に服用しないでください。
・クラリチン10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・肝障害のある人: ロラタジンの血漿中濃度が上昇するおそれがあります。
・腎障害のある人: ロラタジンおよび活性代謝物(DCL)の血漿中濃度が上昇するおそれがあります。
・高齢者: 一般に生理機能(肝、腎など)が低下しており、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、慎重に服用してください。

【重要な基本的注意】
・クラリチン10mgを季節性の症状に使用する場合は、好発季節を考えて、その直前から服用を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましいとされています。
・クラリチン10mgの使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり服用しないように注意してください。

【その他の注意】
・クラリチン10mgは、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を受ける3-5日前から服用を中止してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用を避けることが望ましいとされています。

授乳中の人は服用を避けることが望ましいとされています。やむを得ず服用する場合は、授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児、乳児または3歳未満の幼児に対する安全性は確立していません。