ブデナーゼ水溶性点鼻薬(ブデゾニド)100mcg 7.5mL

1030 円!! 【販売終了】リノコート点鼻薬のジェネリック
花粉症やアレルギー性鼻炎による鼻水、鼻詰まりといった症状の緩和に。維持療法薬としても有効です。

Budenase AQ Nasal Spray (Budesonide) - 100mcg 7.5mL

■ 7.5mLボトル

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有効成分

ブデソニド(Budesonide)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

使用量

通常6歳以上の小児、および成人は使用開始用量として、毎朝各鼻孔に2プッシュを使用してください。 
維持療法としては、1日1回各鼻孔に1プッシュを使用します。

●鼻ポリープの治療 
通常18歳以上は1回1プッシュを1日2回(朝、晩)に使用します。尚、試用期間は3ヶ月以内としてください。

・3ヶ月以上継続して使用することは避けてください。 
・使用前によく振ってください。 
・初めて使用する際には、実際鼻孔に噴霧する前に空気中に数回噴霧し、内容物がきちんと噴霧されることを確認してから使用してください。 
また、24時間以上使用されなかった場合には、使用前に1回空気中に噴霧してから使用するようにしてください。


商品詳細

ブデナーゼ水溶性点鼻薬は、有効成分を副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)であるブデゾニドとする薬で、主にアレルギー性鼻炎(または、鼻アレルギー)の症状の改善に用いられる薬です。 
アレルギーとは、もともと病原性をもたない物質(アレルゲン、または抗原)の人体への侵入に対して、体が過敏に反応することによってもたらされる諸症状です。すべての人に症状が現れるのではなく、特定の人が特定のアレルゲンに反応することによって発症するという特徴があり、その症状も人によって様々なものとなります。

人間の体には体内に侵入した異物を排除する免疫システムと呼ばれる防御機能が備わっています。中でも体内に侵入した細菌やウイルスといった病原性を持つ異物に結合し、異物の毒性を中和させたり、他の免疫システムを活性化させる作用を持つものが、抗体と呼ばれている免疫グロブリン(Ig)です。働きや構造の違いによって5種類に分類されていますが、中でもアレルゲン(抗原)との結合によって肥満細胞からヒスタミンやヘパリンといったアレルギー症状を誘発する化学伝達物質を遊離させる免疫グロブリン(Ig)Eと呼ばれる抗体が、アレルギーの発症に関与しているとされています。

通常、鼻には侵入した異物をくしゃみや鼻水といった防御反応によって排除する機能が備わっていますが、この鼻の防御機能が病原性のないアレルゲンに対しても過敏に反応することによって引き起こされる症状が、アレルギー性鼻炎(または、鼻アレルギー)です。1年中に渡って症状の表れる通年性アレルギー性鼻炎と、特定の季節のみに症状の表れる季節性アレルギー性鼻炎とに分類されていますが いずれも鼻粘膜にアレルゲンとなる物質が接触することによって産生された免疫グロブリン(Ig)Eの作用によって肥満細胞(マスト細胞)から遊離させられたヒスタミンが、三叉知覚神経を刺激したり、鼻腺から鼻水の分泌を誘発するアセチルコリンを放出することによるくしゃみや鼻水、そして鼻粘膜の毛細血管刺激による充血や腫れによる鼻粘膜膨張による鼻詰まりが主な症状となります。 

ブデナーゼ水溶性点鼻薬は、合成ステロイドの一つであるブデゾニドを有効成分とする副腎皮質ステロイド点鼻薬です。有効成分のブデゾニドのアレルギー性鼻炎(または、鼻アレルギー)に対する明確な働きは解明されていませんが、他のステロイド点鼻薬と同様、アレルギーを誘発する肥満細胞を減少させたり、炎症を促進するサイトカインの産生を抑制することによって、アレルギー症状発症に関与するヒスタミンなどの化学物質の遊離を抑える作用によるものと考えられています。

ブデゾニドのようなステロイド薬は元来人体の副腎で産生され、抗炎症や免疫抑制、そして脂質・タンパク質の代謝などの働きを持つ副腎皮質ホルモンを人工的に合成したものを有効成分とする薬で、優れた抗炎症作用と免疫抑制作用を特徴とすることから様々な疾患の治療に用いられてきました。しかしその反面、長期、或いは多量の使用によって、過剰な免疫抑制作用による感染症、副腎機能低下、骨粗鬆症、糖尿病といった全身性の重篤な副作用の発現が問題となっています。

しかし、ブデナーゼ水溶性点鼻薬は鼻粘膜に直接噴霧する点鼻薬であるため、有効成分が直接患部に作用することから、有効成分の効果を小量で十分に行き渡らせることができるうえ、全身性の副作用や肝臓への負担が比較的少ないと言う利点があります。 また、効果の発現まで2週間程かかるという性質があることから、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)に対しては事前に使用することによって症状をコントロールする予防薬として用いられる場合もあります。


副作用

ブデナーゼ水溶性点鼻薬の副作用には以下に挙げる症状があります。 
これらの症状や、他に気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

主な副作用 
頭痛、めまい、疲労感スプレー後のくしゃみや不快感、鼻血、鼻や口の乾燥、咽頭の痒みや痛み、咳

極稀に起こる重篤な副作用 
飲食や呼吸を困難とするような顔、口、唇、舌の腫れ、深刻な発疹、鼻の潰瘍、鼻や副鼻腔の熱感、腫れ、痛みや鼻粘液の変色


特別な注意

以下に該当する場合、ブデナーゼ水溶性点鼻薬の使用は禁忌とされています。 
・ブデナーゼ水溶性点鼻薬の成分に過敏症の方

【重要な注意事項】 
・ブデナーゼ水溶性点鼻薬は鼻孔にのみ噴霧し、口などへの使用はしないようにしてください。

・また、使用は定期的に一定期間継続して行ってください。

・内服ステロイド薬から、局所使用のステロイド薬に変更した場合、副腎皮質機能低下の症状が認められたり、関節/筋肉の痛み、倦怠感、抑うつ症状といったようなステロイド薬離脱症状が現れる場合があります。 
内服ステロイド薬の長期間使用後から、局所使用のステロイド薬へと変更した人は、その変更の影響による急性副腎皮質不全の発症を慎重に観測する必要があります。 
また、気管支喘息など長期に渡る内服ステロイド薬を使用していた人においては、全身におけるステロイドの量が急激に減少させられることから、症状の悪化を招く可能性があるとされています。

・免疫抑制剤を使用している人は、健常な人と比べて感染症にかかりやすくなるとされています。特に、ステロイド薬を使用している人が、みずぼうそうやはしかに感染すると、場合によっては致命的となるような重篤な症状を引き起こしかねないとされているため、特に注意が必要とされています。

使用後24時間以内に症状の改善が見られる場合もあるとされていますが、一般的に効果が表れるには使用開始後2週間程が経過してからであるとされています。 
使用後2週間が経過しても症状の改善が見られない場合や、症状が悪化した場合にはただちに医師に相談してください。 
また、使用中に頻繁に鼻からの出血が見られたり、鼻中隔の不快を感じる場合においても、医師に報告してください。

ステロイド点鼻薬の使用は小児の成長の速さに影響を与える可能性があるとされています。

稀に、ブデゾニドを含んだステロイド点鼻薬の使用による喘鳴、鼻中隔穿孔、眼圧上昇といった過敏症反応が報告されています。

ブデナーゼ水溶性点鼻薬による全身性の副作用の発現の可能性は低いとされていますが、高用量の使用によって、その可能性が高くなることが報告されています。 
そのため、使用量は医師の指示に基づいた、必要最低量の使用にとどめるようにしてください。 
もし高用量の使用により、副腎皮質機能亢進症や副腎機能低下といった症状が認められた場合には、ブデナーゼ水溶性点鼻薬の使用量を徐々に減らしてから、使用を中断するようにしてください。

ブデゾニドを成分とする点鼻薬の使用によって咽頭や鼻にカンジタ・アルビカンスによる感染症を発症することがあります。このような感染症の発症が認められた場合、適切な治療を受けるとともに点鼻薬の使用を中断してください。 
また、ブデゾニドを成分とする点鼻薬を数カ月以上に渡って使用している人は、定期的に感染症の有無を検査するようにしてください。

結核性の感染症や治療を受けてない細菌、真菌、ウイルスによる感染症のある人におけるブデナーゼ水溶性点鼻薬の使用は慎重におこなってください。

鼻中隔潰瘍、鼻の手術、鼻の外傷などがある人は、患部が完治するまでブデナーゼ水溶性点鼻薬を使用しないでください。

肝機能の低下はブデゾニドの排出に影響を与え、全身におけるステロイドの濃度を高めるため、副作用を発現させる可能性が高くなるとされています。

妊娠中、および授乳中の女性における使用は、医師により薬効が危険性を上回ると判断された場合にのみ、慎重に行うようにしてください。

6歳未満の小児における安全性は確立されていません。

他の疾患などで医療機関に罹る場合には、医師にブデナーゼ水溶性点鼻薬を使用していることを伝えてください。

処方された用途以外での使用はせず、また他人との共用もお避けください。

ノズル部分は最低でも1週間に1回、噴霧口の詰まりによりうまくスプレーができないような場合にはそれ以上の頻度で、汚れを取り除くようにしてください。 
ただし、ピンなどで無理やり穴を広げようとするようなことはしないで下さい。

子供の手の届かない、乾燥した涼しいところで直射日光から避けて保管してください。

使用期限を超過したもの、及び外装の損傷が認められる場合には使用をお避けください。