アトルリップ(アトルバスタチンカルシウム)10mg (15錠入)

770 円!! リピトールのジェネリック
肝臓でのコレステロール産生を阻害し、血中コレステロール量を低下させる高コレステロール血症の治療薬。

Atorlip (Atorvastatin) - 10mg (15 Tablets)

■ 15錠

770 円


ご注文数量 単価
2 以上 750 円
6 以上 730 円
   

数 量 :   


 

有効成分

アトルバスタチンカルシウム(Atorvastatin Calcium)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は服用開始量として1日1回10mgを経口服用します。
4週間以上経過した後、状態に応じて服用量を調整しますが、1日の最大服用量は80mgまでとします。

●一次性高コレステロール血症、複合型脂質異常症
通常、服用開始量として1日1回10mgを経口服用します。
服用後2週間後あたりから効果が出現し始め、約4週目に治療効果は最大になります。この効果は長期治療により維持できます。

●ヘテロ接合性家族性高コレステロール血症
1日1回10mgから服用を開始します。
状態に合わせて4週間ごとに服用量を調整し、最終的に1日40mgを服用します。
その後、1日の服用量を最大80mgまで増量、またはアトルバスタチン1日40mgを胆汁酸金属イオン封鎖剤と併用します。

●ホモ接合型家族性高コレステロール血症
充分なデータはありませんが、1日10-80mgを経口服用します。
なおアトルバスタチンは、ほかの脂質低下治療(LDL-アフェレーシス療法など)の補助的療法として、またはこれらの治療が不可能な場合に使用します。

●心血管疾患の予防
一次予防試験としては、1日10mgを服用します。
目標コレステロール値に達するために増量することもあります。


商品詳細

アトルリップ10mgは血液中のコレステロールを減らす薬で、主に高コレステロール血症や家族性高コレステロール血症などの脂質異常症の治療に使用されます。

食べ過ぎ、飲み過ぎといった食習慣、運動不足、肥満やストレスなどが原因となって血液中の脂肪分が増え、血液がドロドロになった状態を脂質異常症(高脂血症)と言います。血管の内側にコレステロールがどんどん溜まるために血管が狭くなり、血の流れが悪くなることで血圧が上がり、結果的に動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす原因ともなります。脂質異常症は血液中のコレステロール値が高いという以外に自覚症状がないため、心臓発作や脳卒中などの発作が起きて初めて知るケースも多いようです。

コレステロールは食べ物から摂取されるほかに肝臓で生合成され、細胞や細胞膜、そして胆汁酸やホルモンの成分となっている脂質です。大きく2種類に分けることができ、ひとつは余分なコレステロールを肝臓に戻す働きをするために「善玉コレステロール」と呼ばれるHDLコレステロール。もうひとつは、肝臓から全身にコレステロールを送る働きをし、俗に「悪玉コレステロール」とも言われているLDLコレステロールです。通常であればこれら2つのコレステロールがバランスを保って存在していますが、コレステロールを多く含む食品の過剰な摂取や、肝臓の機能の低下などによってLDLコレステロールが血液中に過剰に存在するようになると、血管壁においてコレステロールの沈着・蓄積が起きるために血管が詰まりやすい状態になり、その結果として動脈硬化やそれに伴う合併症を誘発するようになります。

日本動脈硬化学会のガイドラインにより、脂質異常症の治療は食事療法を基本とし、症状の改善が見られない場合は薬物療法を併用するのが一般的ですが、その薬物治療に使用される薬のひとつがアトルリップ10mgです。有効成分のアトルバスタチンは、血液中のコレステロール量を調節する主要臓器である肝臓のHMG-CoA還元酵素を選択的かつ競合的に阻害し、アトルバスタチンと同程度の活性を有する代謝物と共に肝臓のコレステロール合成を抑制します。その結果、アトルバスタチンは肝臓のLDL受容体数を増加させ、かつリポたんぱく分泌を抑制することにより、血中コレステロール量を低下させます。

なお、世界心臓学会議において、心臓発作を発症して間もない人がアトルリップ10mgを服用した場合、同様効果を持つシンバスタチンを20-40mg服用している人と比較して、心臓発作の再発に加えて、脳卒中、不安定狭心症、血管再建術施行のリスクが優位に低かったとの結果が報告されています。


副作用

アトルリップ10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
そう痒感、発疹、皮疹、発赤、皮膚乾燥、皮膚亀裂、脱毛症、光線過敏、爪の障害、貧血、白血球減少、血小板減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝障害、アミラーゼ上昇、下痢、軟便、嘔気、悪心、胸やけ、便秘、胃不快感、心窩部痛(心窩部の疼痛)、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、嘔吐、胃炎、口内炎、腹痛、舌のしびれ、口のしびれ、すい炎、胆汁うっ滞性黄だん、舌痛、舌炎、口唇炎、咽頭不快感、せき、CK(CPK)上昇、筋肉痛、背部痛、頸・肩のこり、こわばり感、けいれん、無力症、関節痛、胸痛、筋炎、血中ミオグロビン上昇、すい炎、腱痛、異常感覚、末梢神経障害、耳鳴、霧視、めまい、不眠(症)、四肢しびれ(感)、眠気、勃起障害、健忘症、抑うつ、悪夢、テストステロン低下、コリンエステラーゼ上昇、TSH上昇、ACTH上昇、アルドステロン低下、女性化乳房、グルコース上昇、HbA1C上昇、血清鉄低下、低血糖症、K上昇、BUN上昇、頭痛、全身倦怠(感)、むくみ(顔面、四肢など)、脳梗塞、肺炎、帯状疱疹、動悸、味覚異常、着色尿、熱感、頻脈、排尿困難、発熱

●極稀に起こる重篤な副作用
横紋筋融解症、ミオパシー、劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄だん、過敏症、無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、多形紅斑、高血糖、糖尿病、間質性肺炎


特別な注意

以下の場合、アトルリップ10mgを絶対に服用しないでください。
・アトルリップ10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・肝代謝能が低下していると考えられる以下のような人: 
急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝がん、黄だん: 肝硬変の人において、アトルリップ10mgの血漿中HMG-CoA還元酵素阻害活性体濃度が健康成人に比べて上昇した(AUCで4.4-9.8倍)臨床試験成績があります。従って、これらの人ではアトルリップ10mgの血漿中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加するおそれがあります。またアトルリップ10mgは主に肝臓において作用し代謝されるので、肝障害を悪化させるおそれがあります。
・妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人
・テラプレビルを使用中の人

以下の場合は使用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に使用してください。
・腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる人に、アトルリップ10mgとフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用してください: 横紋筋が現れやすいとの報告があります。

【慎重服用】
・肝障害またはその既往歴のある人、アルコール中毒の人: アトルバスタチンは主に肝臓において作用し代謝されるので、肝障害を悪化させるおそれがあります。またアルコール中毒の人は、横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。
・腎障害またはその既往歴のある人: 横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する人であり、また横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められています。
・フィブラート系薬剤(ベザフィブラートなど)、免疫抑制剤(シクロスポリンなど)、ニコチン酸製剤(ニセリトロールなど)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾールなど)、エリスロマイシンを使用中の人: 一般にHMG-CoA還元酵素阻害剤との相互作用により横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。
・糖尿病の人: 糖尿病を悪化させることがあります。
・甲状腺機能低下症の人、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィーなど)またはその家族歴のある人、薬剤性の筋障害の既往歴のある人: 横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。
・高齢者

【重要な基本的注意】
・あらかじめ高コレステロール血症治療の基本である食事療法を行ない、さらに運動療法や高血圧、喫煙などの虚血性心疾患のリスクファクターの軽減なども充分考慮してください。
・使用中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には使用を中止してください。
・劇症肝炎などの肝炎が現れることがあるので、悪心、嘔吐、倦怠感などの症状が現れた場合には使用を中止し、医師などに連絡するようにしてください。使用中は使用開始または増量時から12週までの間に1回以上、それ以降は定期的(半年に1回など)に肝機能検査を行なってください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・使用の前に充分な検査を実施し、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で、アトルリップ10mgの適用を考慮してください。
・家族性高コレステロール血症ホモ接合体については、LDL-アフェレーシスなどの非薬物療法の補助として、あるいはそれらの治療法が実施不能な場合にアトルリップ10mgの適用を考慮してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しており、アトルバスタチンのCmax、AUCは高齢者で増加することがあるほか、横紋筋融解症が現れやすいとの報告があるため、高齢者では副作用が発現した場合には使用を中止するなど、適切な処置を行なってください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は使用しないでください。

授乳中の人は使用しないでください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。