リシノプリル (リシノプリル)10mg 90錠

3450 円!! 腎臓から分泌される昇圧物質の産生を阻害して血圧を効果する高血圧症治療薬。

Lisinopril (Lisinopril) - 10mg (90 Tablets)

■ 90 錠

3450 円

数 量 :   


 

有効成分

リシノプリル(Lisinopril)

 

製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

Ethics

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●高血圧症
通常、成人は10-20mgを1日1回経口服用してください。
年齢、症状により適宜増減します。
重症高血圧症または腎障害を伴う高血圧症の人では5mgから服用開始することが望ましいとされています。

●慢性心不全(軽度-中等度)
リシノプリル10mgとジギタリス製剤、利尿剤などの基礎治療剤と併用してください。
通常、成人は5-10mgを1日1回経口服用します。
年齢、症状により適宜増減します。
腎障害を伴う人は、初回用量として2.5mgから服用開始することが望ましいとされています。

クレアチニンクリアランスが30ml/分以下、または血清クレアチニンが3mg/dl以上の重篤な腎機能障害のある人は、服用量を半分にする、もしくは服用間隔を延ばすなど慎重に服用してください。

商品詳細

リシノプリル10mgは高血圧症治療および、ジギタリス製剤、利尿剤などの基礎治療剤では効果が現われなかった慢性心不全(軽度-中等度)の治療薬です。

高血圧とは、心臓が血液を全身に送り出す際の圧力が基準値よりも高い状態のことを言い、めまい、動悸、頭痛、肩こりといった症状が現われますが、特にこれらは高血圧特有の症状ではないため、症状だけを見て高血圧と判断することはできません。高血圧をそのままにしておくと血管や臓器に損傷が起こり、脳卒中、心臓病、腎臓病などを誘発するおそれも出てきます。

高血圧の8割は原因不明とされ、そのうち約4割が遺伝、ほかに生活習慣が深く関わっているとされています。肥満、過労、睡眠不足などは特に高血圧を引き起こしやすく、さらに日本人の場合はその食習慣から塩分を多く摂り過ぎる傾向にあり、これもまた高血圧に結びついていると考えられています。

一方、慢性心不全は、心臓の機能が低下するため全身に充分な酸素が送られないことで血液の流れが滞り、動悸、息切れ、呼吸困難、むくみなどの症状が現われる状態です。頻脈性不整脈、徐脈性不整脈などが慢性心不全を引き起こしますが、高血圧もその原因のひとつとなっています。

血圧を下げるための薬の作用はそのアプローチにより何種類かに分類されます。中でもリシノプリル10mgの主成分であるリシノプリルは、腎臓から分泌される昇圧物質であるアンジオテンシンIIの産生を阻害して血圧を下げるACE阻害薬に属します。降圧効果は中程度と言われていますが、心臓、腎臓などの臓器によい影響を及ぼし、心筋梗塞、心不全、糖尿病を合併している人に向いています。また腎血管性高血圧の人にも効果的ですが、左右両側の腎動脈の狭窄がある人、極度に腎機能が悪化している人には不向きです。血管拡張物質であるブラジキニンを分解する酵素の働きも阻害してしまうためにブラジキニンが増え、これが原因となってせきに関与する受容体を刺激するため、痰を伴わない空せきが副作用として出ることがあります。

高血圧治療の根本は血圧を下げることではなく、将来起こる可能性のある心臓や血管の病気のリスクを下げることであるため、通常、高血圧の治療は「生活習慣の改善」と「薬による治療」が併用されます。また高血圧の治療は、既に糖尿病、高脂血症、肥満などの心血管病のリスクを持っている人に対しても有益な効果をもたらします。


副作用

リシノプリル10mgの服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、LDH上昇、A1-P上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿量減少、貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、白血球減少、好酸球増多、血小板減少、発疹、かゆみ、光線過敏症、副鼻腔炎、せき、咽頭部刺激感・不快感、気管支喘息の誘発、かすれ声、鼻炎、しびれ、錯乱、睡眠障害(不眠など)、感覚異常(刺痛、灼熱感など)、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、傾眠、抑うつなどの気分変調、胃痛、胃不快感、吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、脱毛、勃起障害、発汗、低血糖、血清カリウム値上昇(特に重篤な腎機能障害のある人)、尿酸上昇、血清ナトリウム値低下、CK(CPK)上昇、ほてり、倦怠感および脱力感、口渇、味覚異常 など

●極稀に起こる重篤な副作用
血管浮腫、急性腎不全、高カリウム血症、すい炎、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、天疱瘡様症状、溶血性貧血、血小板減少、肝機能障害、黄だん


特別な注意

以下の場合、リシノプリル10mgを絶対に服用しないでください。
・リシノプリル10mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
・血管浮腫の既往歴のある人(アンジオテンシン変換酵素阻害剤などの薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫など): 高度の呼吸困難を伴う血管浮腫が発現することがあります。
・デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコールまたはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の人: ショックを起こすことがあります。
・アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中の人: アナフィラキシー様症状が現われることがあります。
・妊婦または妊娠している可能性のある人: 妊娠中期および末期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用した高血圧症の人で、羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全および羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の変形などが現われたとの報告があります。また海外で実施されたレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用した人たちにおいて、胎児奇形の相対リスクが降圧剤を服用していない人たちに比べて高かったとの報告があります。また服用中に妊娠が判明した場合は、直ちに服用を中止してください。

以下の場合、リシノプリル10mgを慎重に服用してください。
・両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人: 腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能が悪化するおそれがあります。
・高カリウム血症の人: 症状を増悪させるおそれがあります。
・重篤な腎機能障害のある人: 排泄の遅延による過度の血圧低下および腎機能を悪化させるおそれがあります。
・脳血管障害のある人: 過度の血圧低下により病態が悪化するおそれがあります。
・高齢者: 脳梗塞などが起こるおそれがあるため、過度の降圧は好ましくないとされています。低用量から服用を開始するなど慎重に服用してください。

以下の場合、リシノプリル10mgの服用に際して、充分に注意してください。
1.軽度-中等度の高血圧症および慢性心不全の場合
・両側性腎不動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人: 腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により、急速に腎機能が悪化するおそれがあります。
・高カリウム血症の人: 高カリウム血症を増悪させるおそれがあるため、治療上やむを得ないと判断された場合にのみ服用してください。また腎機能障害、コントロール不要の糖尿病などにより血清カリウム値が高くなりやすい人は、高カリウム血症が発現するおそれがあります。
・手術の24時間前
2.高血圧症の場合
・以下の場合、初回服用後に一過性の急激な血圧低下を起こすことがあります。
重症の高血圧の人、血液透析中の人、利尿降圧剤投与中の人(特に最近利尿降圧剤の服用を開始した人)、厳重な減塩療法中の人
・過度の血圧低下により心筋梗塞、脳血管障害の危険性のある人は服用しないでください。
3.慢性心不全(軽度-中等後)の場合
・ジギタリス製剤、利用剤などの基礎治療剤で充分は効果が認められない症例にのみ追加服用してください。なおリシノプリル10mgの単独投与での有用性は確立されていません。
・重症の慢性心不全に対する有用性は確立されていません。
・初回服用後に一過性の急激な血圧低下を起こす場合があります。次の人は血圧が安定するまで少量から服用開始してください:
腎障害、利尿剤投与中、厳重な減塩療法中、低ナトリウム血症、低血圧、過度の血圧低下により心筋梗塞または脳血管障害の危険性がある
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)、カリウム補給剤を併用した場合、血清カリウム値が上昇することがあります。
・大動脈弁狭窄症または閉塞性肥大型心筋症がある人では過度の血圧低下をきたし、症状が悪化するおそれがあります。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。


 


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただき、ご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし、当商品についてよく理解した上で、適量をご自分の責任において使用してください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が生じたとしても、用量にかかわらず救済対象とはならず、その制度からの保障を受けることはできません。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましても、当店ではお返事できませんので、悪しからずご了承ください。