ベクニス(センノシド)20mg 30錠

830 円!! 強力な便秘症の改善薬。夜に服用すれば朝にはスッキリ。腸のぜん動運動を亢進して快便へと導きます。

Bekunis (Sennosides) - 20mg (30 Sugar Coated Tablets)

■ 30錠

830 円


ご注文数量 単価
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有効成分

センノシド(Sennosides)

 

製造国

ドイツ

 

製造元

Roha

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日12-24mgを就寝前に経口服用します。 
高度の便秘には、1回48mgまで増量することができます。

年齢、症状により適宜増減します。


商品詳細

ベクニス20mgは腸の動きを活発にして便通をよくする薬で、主に便秘症の症状の改善に使用します。

胃に食べ物が入るとその刺激で大腸のぜん動運動が起こり(胃・結腸反射)、胃や小腸で消化された後に大腸でゆっくりと水分が吸収されて固形化し、直腸へと送られます。すると大脳に指令が送られ、便意をもよおします(排便反射)。ところが何らかの原因で自律神経がうまく働かなくなると正常な腸のぜん動運動が起こらず、排便が順調に行なわれなくなります。この状態を便秘といいます。 
一般に便秘は「便が何日も出ない」「便が硬くてなかなか出ない」「便通がなくイライラする」などの症状が3日以上にわたって続くことを指しますが、排便には個人差があるために回数で定義することは難しいともいわれています。便秘が起こる原因はさまざまで、腸そのものの病変で起こる器質性便秘以外の場合では、不規則な生活習慣をはじめ、食事の内容や回数、時間などを含む食生活の乱れによるものが多いと言われているほか、精神的ストレスや運動不足などにより腸の機能の低下が原因で起こる機能性便秘があります。

ベクニス20mgは、腸を刺激してぜん動運動を亢進することで便秘の症状を改善する機能性便秘の治療薬です。有効成分のセンノシドはアントラキノン系誘導体で、薬用植物であるセンナに由来しています。センナは紀元前のエジプトやアラビアの医師によってその作用が発見され、1000年以上も前にヨーロッパに伝わって以来、世界中で民間療法に使用されている植物です。このセンナの主成分であるセンノシドは、胃や腸からは吸収されずそのまま大腸へと運ばれるという特性があります。腸内の細菌の働きによりレインアンスロンという物質に変わると、この物質が大腸壁を刺激してぜん動運動を活発にすることで、強力な下剤としての作用をもたらします。さらにセンノシドには水分の吸収を高めて便を軟らかくする働きもあるため、これによっても便秘の症状を有意に改善します。

ベクニス20mgは服用後約8-12時間で効果があらわれます。そのため便秘薬としてだけではなく、手術前後の腸内の内容物や健康診断時などで服用したバリウムの排出に使用されることもあります。なおベクニス20mg自体は便秘そのものを治療する効果はないため、長期にわたる服用は腸がこれらの作用に慣れ、自然のぜん動運動が起こりにくくなることから下剤依存症になりかねません。さらに便が軟らかくなりすぎると、便と共にミネラル分も体外に排出されてミネラルバランスが崩れるおそれもあります。このため、ベクニス20mgは便秘の症状を改善するために一時的に服用し、常用はしないようにしてください。 
さらにセンノシドは腸の動きを促進するための成分であることから、腸の働きが活発になることで起こるけいれん性便秘に対する効果は期待できず、場合によっては便秘が深刻になる可能性があります。またこのセンノシドの働きは筋肉の収縮も起こすため、妊娠中の人は絶対に服用しないでください。


副作用

ベクニス20mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用 
発疹、低カリウム血症、低ナトリウム血症、脱水、血圧低下、腹部不快感、腹痛、下痢、悪心、嘔吐、腹鳴、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP上昇、血中ビリルビン上昇、腎障害、着色尿、疲労


特別な注意

以下の場合、ベクニス20mgを絶対に服用しないでください。 
・ベクニス20mgの成分またはセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある人 
・急性腹症が疑われる人、けいれん性便秘の人: ぜん動運動亢進作用により腹痛などの症状を増悪するおそれがあります。 
・重症の硬結便のある人: 下剤の経口服用では充分な効果が得られず、腹痛などの症状を増悪するおそれがあります。 
・電解質失調(特に低カリウム血症)のある人は大量服用を避けてください。下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化させるおそれがあります。

以下の場合、服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。 
・妊婦または妊娠している可能性のある人

【慎重服用】 
・腹部手術後の人: 腸管ぜん動運動亢進作用により腹痛などがみられるので、消化管の手術後は特に注意してください。

【重要な基本的注意】 
・連用による耐性の増大のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けてください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

授乳中の人は、授乳を避けることが望ましいとされています。

低出生体重児、新生児、乳児に対する安全性は確立していません。