450 円!! ジオドンのジェネリック
統合失調症や双極性障害の治療薬。陽性症状、陰性症状ともにに有効性が認められています。
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Zipsydon (Ziprasidone) - 40mg (10 Capsules)
■ 10カプセル
450 円
【現在、在庫切れとなっています】
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有効成分
ジプラシドン(Ziprasidone)
製造国
インド
製造元
Janssen Ortho LLC
使用量
下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。
【統合失調症】
通常、成人は1回1錠を1日2回食後に経口服用します。
症状により1回80mgを1日2回服用まで徐々に増量できます。
・なお、増量する場合は2日以上の間隔をあけてください。
【双極性I型障害の躁病/混合性エピソードの急性治療】
通常、成人は1回2錠を1日2回食後に経口服用してください。
その後、2日目に1回60-80mgを1日2回経口服用まで増量します。
症状や効果により、以降の服用量を1回40-80mgの間で調整し、1日2回服用します。
・リチウム製剤またはバルプロエートの補助薬としての双極性I型障害の維持療法
通常、成人は引き続き初期服用量として定められた1回40-80mgを、1日2回食後に経口服用してください。
商品詳細
ジプシドン40は、第二世代の統合失調症の治療薬です。
統合失調症はかつて精神分裂病として知られていた精神疾患で、考えや気持ちがまとまらず、妄想や幻覚などを伴う多様な症状を呈する症候群のことです。
一般には、被害妄想や強迫観念といった、思考内容の障害などを特徴とする陽性症状、感情が外部に現われない、他人と意志の疎通ができないなどの症状を持つ陰性症状、さらに集中力、記憶力、整理能力などに問題が生じる認知障害に分類され、これらのすべて、あるいはいずれかの症状が発現します。
統合失調症の原因は明確には解明されていませんが、脳内の神経伝達物質であるドパミンの過活動が原因であるという仮説が一般的のようです。
通常、統合失調症の治療は薬物療法を含む、精神療法、リハビリテーションなどを並行して行ない、このうち薬物療法では抗精神病薬の使用が中心となります。
抗精神病薬は、定型抗精神病薬と呼ばれる第一世代と、非定型抗精神病薬やSDA(セロトニン・ドパミン拮抗剤)と呼ばれる第二世代の2つに大きく分けることができますが、陽性症状に効く反面で陰性症状には効きにくく、また錐体外路症状などの副作用が出やすい第一世代の抗精神病薬に代わり、現在では、1990年代に登場した第二世代の抗精神病薬が主流になっています。またその世界市場におけるシェアは90%以上とも言われています。
脳内伝達物質は、受容体と呼ばれる受け皿と結合することでその作用を発揮しますが、第一世代抗精神病薬では、主にドパミンD2受容体を遮断することによって抗精神病作用を発揮しています。
しかし第二世代抗精神病薬においてはこの作用に加え、脳の中枢神経に存在し人間の精神活動に大きく影響するセロトニンの受容体のひとつであるセロトニン2A受容体(5-HT2A)も遮断することで、第一世代で問題となっていた錐体外路症状、高プロラクチン血症、遅発性ジスキネジアなどの副作用が出にくいという特長を持っています。
ジプシドン40の有効成分であるジプラシドンは、このほかにも糖代謝異常発生リスクが低く、血糖値上昇作用や体重増加作用がほとんどないことも大きな特長です。
さらにジプラシドンは、ドパミン、セロトニン、α(アルファ)アドレナリン受容体に高い親和性を示すとともに、ヒスタミン受容体にもわずかながらの親和性を示すことで拮抗作用を発揮します。
また作用機序は明らかではありませんが、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みに対しても阻害作用を持つとの報告もあります。
これらの作用によりジプシドン40は、統合失調症以外にも、そう状態とうつ状態が周期的に入れ替わる双極性障害や、感情や意欲、社会性などが欠如する陰性症状にも効果を発揮します。
またアメリカにおいては、ジプラシドンは統合失調症治療の第一選択薬のひとつとして治療ガイドラインに収載されており、さらに米国精神医学会(APA)のガイドラインにおいても、急性期の治療に対する第一選択薬として認められています。
副作用
ジプシドン40を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
主な副作用
眠気、呼吸器感染、錐体外路症状、めまい、静坐不能、異常視、無力症、嘔吐、胃のむかつき、便秘、情動不安、異常筋肉運動、下痢、発疹、せき、鼻水
特別な注意
以下の場合、ジプシドン40を絶対に服用しないでください。
・認知症を患っている高齢者: 抗うつ剤の服用により死亡のリスクが高くなるとの報告があります。
・QT延長の既往歴のある人
・最近、急性心筋梗塞になった人
・非代償性の心不全の人
・QT延長作用のある薬との併用
・ジプシドン40の成分に対して過敏症の既往歴のある人
【慎重服用】
・徐脈、低カリウム血症、低マグネシウム血症、先天的にQT間隔延長のある人、QT延長作用のある薬を服用中の人: QT間隔が延長します。
・非定型抗精神病薬を服用中の人: 多飲症、多尿症、多食症、虚弱などの高血糖症状が出現することがあるので、観察を充分に行なってください。
糖尿病のある人では、ジプシドン40による治療を開始する前に、血糖値検査を行なってください。
・心臓血管に疾患のある人、脳血管疾患の人: 起立性低血圧を起こすことがあります。
・白血球減少症、好中球減少症の既往のある人、または白血球数の少ない人: 白血球減少、好中球減少、顆粒球減少が起こることがあるので、ジプシドン40服用開始後数ヵ月間は頻繁の状態を観察し、徴候が現われた場合はただちに服用を中止してください。
・発作の既往歴のある人、または発作閾値の低い人: 発作が起こることがあります。
【重要な基本的注意】
・抗精神薬の服用で、潜在的な神経遮断薬性悪性症候群(NMS)が報告されています。
・抗精神薬の服用で、白血球減少、好中球減少、顆粒球減少が報告されています。
・遅発性ジスキネジアが急激、または慢性的に起こることがあります。
・服用を中止した場合、発疹が現われることがあります。
・ジプシドン40の服用中は、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事する場合、充分に注意してください。
・ジプシドン40を含む抗精神薬の服用で、自殺のリスクが高くなることがありますので、状態を充分に観察してください。
妊娠中の人は、治療の必要性が潜在的危険性を上回ると判断される場合に限り服用してください。
授乳中の人は服用しないでください。
ジプラシドンは、食べ物と一緒に摂取した場合のバイオアベイラビリティは60%ですが、食べ物なしの場合は約50%に減少するとの報告があります。
したがって、ジプシドン40は食事と一緒または食後の服用するのが効果的です。