ウディリブ(ウルソジオール)150mg 10錠

710 円!! ウルソのジェネリック
原発性胆汁性肝硬変や原発性硬化性胆管炎などの症状を緩和する慢性肝内胆汁うっ滞症の治療薬。

Udiliv (Ursodesoxycholic Acid) - 150mg (10 Tablets)

■ 10錠

710 円


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有効成分

ウルソジオール/ウルソデオキシコール酸/ウルソデスオキシコール酸(Ursodiol/Ursodeoxycholic Acid/ Ursodesoxycholic Acid)

 

製造国

インド

 

製造元

Solvay Pharmaceuticals

使用量

通常、成人は体重1kgにつき1日10-12mgを、2-4回に分けて食事と共に服用します。


商品詳細

ウディリブ150mgは、原発性胆汁性肝硬変や原発性硬化性胆管炎などの慢性肝内胆汁うっ滞症の治療に用いられている薬です。
有効成分のウルソジオールは、ウルソデスオキシコール酸、またはウルソデオキシコール酸としても知られている、ヒトの胆汁内に少量含まれている胆汁酸の一種で、胆汁の流れを良くし、肝機能や消化管吸収を改善する作用があります。

胆汁とは、肝臓でコレステロールと胆汁酸から生成・分泌され、脂質の消化吸収の促進、肝臓で処理された不要物の排泄、そして血中コレステロール値の調節といった役割を担っている液体で、胆管を経て十二指腸内へ分泌され、腸管から吸収されて再び肝臓へと戻るという腸肝循環と経路をたどっています。
この胆汁の流れが何らかの原因によって低下したり、遮断されてしまった状態を胆汁うっ滞と言い、胆汁内のビリルビンや胆汁酸といった成分が血液中に漏れ出すことによって、黄だん、便や尿の変色、皮膚のそう痒のほか、カルシウムやビタミンDなどの栄養素の吸収悪化による骨量の減少や、ビタミンKの吸収不良による出血といった状態が引き起こされます。

胆汁のうっ滞が肝臓内においてみられるものを肝内胆汁うっ滞症と呼んでいます。肝炎や原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎といったような肝細胞、および肝内胆管の障害による胆汁の流れの低下によって発症し、放置しておくと最終的には肝硬変や肝不全へと進展するとされています。
また胆汁うっ滞によって、胆汁内に溶解しているコレステロールなどの成分が結晶化して胆石が形成される胆石症に発展し、さらには形成された胆石による胆のう炎や胆管炎などの疾患が引き起こされる場合もあります。

このような原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎の治療の第一選択薬として広く用いられているのが、ウディビル150mgの有効成分であるウルソジオールです。その作用機序は良く知られていませんが、肝細胞や胆管上皮細胞膜における細胞障害性の強い疎水性胆汁酸との置換作用、回腸での胆汁酸の吸収の阻害作用、免疫調節作用、胆汁分泌増加の促進作用などによるものではないかと考えられています。
またウルソジオールには胆汁内のコレステロール不飽和作用やコレステロールの液晶化作用があるとされており、この作用によるコレステロール系の胆石の形成を阻害や、小さめのコレステロール系胆石を溶かす作用もあるとされています。


副作用

ウディリブ150mgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。これらの症状や他に気になる症状が発現し、継続するような場合には医師の診断を受けてください。

●主な副作用
下痢、背痛、吐き気や嘔吐、脱毛、胸やけ、そう痒

●極稀に起こる重篤な副作用
過敏症反応、重度の下痢


特別な注意

以下の場合は、ウディリブ150mgを絶対に使用しないでください。
・有効成分のウルソジオールをはじめとしたウディリブ150mgの成分に過敏症反応のある人
・石灰化されたコレステロール結石、X線非透過性胆石、放射線透過性胆汁色素結石の人: 有効成分のウルソジオールには、これらの結石を溶解する作用はないとされています。
・継続的な急性胆のう炎、胆道炎、胆管閉塞、胆石性すい炎、胆汁‐消化管ろう孔など胆のう切除が必要とされている人

【慎重服用】
・重篤な肝機能、または腎機能に障害のある人

【重要な基本的注意】
胆汁酸の成分であるリトコール酸は肝毒性のある代謝物です。このリトコール酸は消化管でウルソジオールからも生合成されることが知られていますが、その生合成は偶発的で、ケノジオールによって生じるものよりも少ないとされています。また通常は肝臓での硫黄化によって解毒されますが、稀に、先天性、あるいは後天性の体内硫黄塩欠乏症の人において、解毒作用が正常に機能せず、リトコール酸による肝機能障害が引き起こされることがあるとされています。

ウディリブ150mgと肝酵素の異常との間に関連性は認められず、逆にウディリブ150mgには肝疾患における肝酵素の量を減らす作用があるとされています。しかし、ウディリブ150mgによる治療の開始前、および必要に応じてSGOT(AST)とSGPT(ALT)量を測定する必要があります。

【その他の注意】
ウディリブ150mgの使用による、車の運転や機械の操作における影響は報告されていません。しかし、使用による影響の有無が定かでない場合に、これらの注意力が求められる業務へ携わることは、極力避けるべきであるとされています。

小児に対する安全性は確立されていません。

高齢者におけるウディリブ150mgの薬理動態と、ほかの年齢層のものとに大差は見られませんが、実際の使用においては容体を観察しながら使用量を調節することが推奨されています。

妊娠中、授乳中の女性における安全性は確認されていません。

処方されたとおりの用途でのみ使用し、他人と共用することはしないでください。

ほかの疾患で医療機関にかかる場合には、医師や薬剤師にウディリブ150mgの使用を報告してください。

子供の手の届かない涼しい場所で保管してください。

使用期限を超過しているものや、外装に損傷の見られるものの使用はしないでください。