レスピドン-2 (リスペリドン) 2mg 10錠

220 円!! 統合失調症の陽性症状および陰性症状にも効果を発揮する治療薬。

Respidon (Risperidone) - 2mg (10 Tablets)

■ 10錠

220 円


ご注文数量 単価
2 以上 200 円
6 以上 190 円
   

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有効成分

リスペリドン(Risperidone)

 

製造国

インド

 

製造元

Torrent Pharmaceuticals

使用量

通常、成人は1日1-2回、1日の摂取成分量最大2mgから服用を開始します。 
様子を見ながら1日に1-2mgずつ服用量を増やしていきますが成分摂取量は最大で1日4-16mgまでとします。

・服用量を増やす場合は、前回の服用から24時間以上空けてください。 
・また年齢、症状により適宜増減してください。

レスピドン-2は水なしでも(唾液のみ)服用できますが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する薬ではないので、水で飲み込んでください。


商品詳細

レスピドン-2はリスペリドンを有効成分とする非定型抗精神薬(第2世代抗精神薬)で、統合失調症(精神分裂病)の治療薬です。 
その他にも、双極性障害、及び自閉症の子供に見られる癇癪の治療にも有効とされています。

統合失調症はかつて精神分裂病と知られていた精神疾患です。 
精神が分裂しているとイメージが誤解や差別につながるとして、2002年に日本神経精神学界の総会にて改名されました。 
一般には陽性症状、陰性症状、認知障害に分類され、これらのすべて、或いはいずれかの症状が発現します。 
罹患率は約1%と言われ、主に10代後半から20代半ばで発症することが多いとされています。

陽性症状とは幻覚(主に幻聴)、妄想(主に被害妄想)、思考障害などに特徴づけられ、安心感を著しく損なう症状です。 
統合失調症の急性期に現れることの多い症状で、この症状の発現によって、統合失調症が発見されるきっかけとなります。

陰性症状とは正常な心理状態であるべき性質や能力が失われる症状で、感情表現の欠如、意欲喪失、無気力、社会性の喪失などを特徴とします。 
症状がひどくなると自閉傾向が強くなり、社会との接触を断ってひきこもってしまうこともあります。
陰性症状は誰にでもある生活意欲の減退が継続する症状であるため目立ちにくく、患者本人でさえ病気であることに気がつかない場合もあります。

認知障害とは注意力、記憶力、及び計画力の低下や注意力散漫等に特徴づけられます。 
この症状が現れると物事の正確な把握が困難となる為、協調性に欠けたり、日常生活や社会生活に大きな支障をきたすことになります。

発症後は不眠や不安などが現れる「前駆期」、幻覚(幻聴)や、妄想などの陽性症状が発現する「急性期」、陰性症状が顕著な「消耗期」、徐々に症状が治まってくる「回復期」の4つの経過をたどるといわれています。 
統合神経失調症は個人によって実にさまざま経緯をたどるため、専門医でも予測がつかないとされています。 
しかし現在では薬物療法の進歩や、早期発見、早期治療に至る場合が多くなったことなどから、最終的には回復したり、日常生活に支障が出ないほどにまで回復する確率が増えています。

統合失調症の原因は明確には解明されていませんが、脳内の神経伝達物質の機能が阻害されることによって発症すると考えられています。 
陽性症状の発現においては、脳内のドパミンの過剰な活動が情報伝達の混乱を招き、幻覚(幻聴)や妄想と言った症状が引き起こされるとされる説が最も優勢されています。

他にも遺伝的要因、出産前の要因や社会的要因が挙げられていますが、あくまでも仮説であり、原因としての確証は現在のところ得られていません。

レスピドン-2の有効成分であるリスぺリドンは非定型抗精神薬(第2世代抗精神)に属しますが、非定型抗精神薬の多くがセロトニン受容体に高い拮抗性を持つ中、ドパミンD2受容体への親和性を保持している点で他の非定型抗精神薬とは異なっています。 
リスペリドンはドパミンD2受容体と結合することによって、ドパミンの過剰な活動を抑える作用があり、この作用が統合失調症の陽性症状をコントロールするとされています。
また、5-HT(5-ヒドロキシトリプタミン)受容体と呼ばれるセロトニン受容体にも作用することにより、ドパミンが脱抑制されるために陰性症状にも効果があるとされています。


副作用

レスピドン-2を服用中は、以下の副作用が起こる可能性があります。

・主な副作用 
気管支炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、肺炎、胃腸炎、感染、膀胱炎、耳感染、インフルエンザ、限局性感染、上・下気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、皮下組織濃症、尿路感染、ウイルス感染、貧血、血小板減少症、好中球減少症、アナフィラキシー反応、過敏症、高プロラクチン血症、食欲不振、食欲亢進、多飲症、食欲減退、高尿酸血症、水中毒、不眠症、不安、激越、妄想、うつ病、幻覚、抑うつ症状、躁病、被害妄想、精神症状、睡眠障害、緊張、自殺企図、リビドー亢進・減退、神経過敏、アカシジア、振戦、傾眠、構音障害、ふらつき、頭痛、ジストニー、鎮静、めまい、立ちくらみ、運動低下、ジスキネジー、パーキンソニズム、錐体外路障害、精神運動亢進、無動、けいれん、注意力障害、構語障害、しびれ感、よだれ、仮面状顔貌、頭部不快感、嗜眠、錯覚感、末梢性ニューロパチー、協調運動異常、過眠症、弓なり緊張、失神、調節障害、眼球回転発作、視力低下、眼ヤニ、結膜炎、網膜動脈閉そく、霧視、耳痛、回転性めまい、頻脈、洞性頻脈、動悸、心室性・上室性期外収縮、第一度房室ブロック、右・左脚ブロック、不整脈、徐脈、洞性徐脈、起立性低血圧、低血圧、高血圧、末梢循環不全、鼻閉、呼吸困難、咳嗽、鼻漏、副鼻腔うっ血、睡眠時無呼吸症候群、口腔咽頭痛、便秘、流涎過多、悪心、嘔吐、嚥下障害、口内乾燥、胃不快感、下痢、胃炎、腹部膨満、腹痛、消化不良、上腹部痛、腸閉塞、膵炎、歯痛、肝機能異常、多汗症、発疹、そう痒病、湿疹、ざ瘡、脱毛症、血管浮腫、皮膚乾燥、筋固縮、傾頚、筋攣縮、筋力低下、背部痛、四肢痛、関節痛、姿勢異常、筋骨格痛、頚部痛、筋骨格系胸痛、排尿困難、尿閉、尿失禁、月経障害、無月経、乳汁漏出症、不規則月経、射精障害、女性化乳房、性機能不全、乳房不快感、勃起不全、月経遅延、希発月経、持続勃起症、易刺激性、倦怠感、口渇、無力症、疲労、歩行障害、発熱、胸部不快感、胸痛、顔面浮腫、末梢性浮腫、疼痛、不活発、浮腫、低体温、インフルエンザ様疾患、転倒・転落、引っかき傷、処置による疼痛、臨床検査での異常値

・極稀に起こる重篤な副作用 
悪性症候群: 無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗などの発現および、それに続く発熱などは、高熱が続き、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性じん不全へと移行し、死亡することもあります。

遅発性ジスキネジア: 長期服用により、口周部などに不随意運動が現れることがあります。

マヒ性イレウス: ほかの抗精神病薬との併用で腸管マヒが起こり、マヒ性イレウスに移行する可能性があります。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH): 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、けいれん、意識障害などを伴う症状が出ることがあります。

肝機能、黄だん

横紋筋融解症

不整脈

脳血管障害

高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡: 口渇、多飲、多尿、頻尿などの症状が出た場合は、速やかに服用を中止し、医師の診断を受けてください。

低血糖: 脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が出た場合は、速やかに服用を中止し、医師の診断を受けてください。

無顆粒球症、白血球減少


特別な注意

以下の条件に当てはまる場合は、絶対にレスピドン-2を服用しないでください。 
・昏睡状態にある場合: 昏睡状態を悪化させるおそれがあります。 
・バルビツール酸誘導体など中枢神経抑制剤の強い影響下のある場合: 中枢神経抑制作用が増強されることがあります。 
・アドレナリン、クロザピンを服用している人 
・レスピドン-2の成分に対して過敏症の既往歴のある人

治療初期に、起立性低血圧が現れることがあります。 
少量から服用を開始し、症状が現れた場合は減量などの措置を取ってください。

眠気、注意力・注意力・反射運動能力などの低下が起こることがあります。 
自動車の運転など、危険を伴う機械操作には従事しないようにしてください。

興奮、誇大性、敵意などの陽性症状を悪化させる可能性があります。 
これらの症状が見られた場合は、速やかに医師の診断を受けてください。

高血糖や糖尿病の症状が悪化することがあります。 
糖尿性病ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることもあるので、口渇、多飲、多尿、頻尿などの症状が現れた場合、速やかに服用を中止し、医師の診断を受けてください。 
また糖尿病や既往歴がある場合、家族歴、肥満など糖尿病の要因がある場合は、服用前に医師に相談してください。

低血糖が起きることがあります。 
脱力感、倦怠感、冷汗、傾眠、意識障害などの症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに医師の診断を受けてください。

また、以下の人は服用前に医師または薬剤師に相談し、服用には充分注意してください。 
心・血管系疾患、低血圧またはその可能性のある人: 
一過性の血圧降下が現れることがあります。

不整脈の既往歴がある、先天性QT延長症候群またはその可能性を起こす薬剤を投与中の人: QTが延長する可能性があります。

パーキンソン病またはレビー小体系認知症の人:  
悪性症候群が起こりやすくなります。 
また錐体外路症状の悪化、錯乱、意識レベルの低下、転倒を伴う体位不安定などの症状が発現するおそれがあります。

てんかんなどのけいれん性疾患、その既往歴のある人:  
けいれん閾値を低下させるおそれがあります。

自殺企図の既往、自殺念慮のある人:  
症状を悪化させるおそれがあります。

肝障害のある人:  
症状を悪化させることがあります。

腎障害のある人:  
レスピドン-2の半減期の延長およびAUCが増大することがあります。

糖尿病またはその既往歴のある人、糖尿病の危険因子を持つ人:  
血糖値が上昇することがあります。

高齢者:  
錐体外路症状などの副作用が現れやすく、胃機能障害のある人では最高血漿中濃度上昇し、半減期が延長することがあるので、少量から服用を開始するか、医師または薬剤師に相談してください。

子ども: 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児への安全性は確立していません。

妊婦、産婦、授乳婦:  
治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ服用してください。 
なお妊娠中服用に関する安全性は確立されていません。 
授乳中に服用する場合は授乳を中止してください。

脱水・栄養不良状態などを伴う人 
悪性症候群が起こる可能性があります

薬物過敏症の人

そのほか、服用中に原因不明の突然死が報告されています。 
また認知症に関連した精神病症例を有する高齢患者を対象とした海外の臨床試験では、死亡率上昇に関与しているとの報告もあります。

レスピドン-2は、痴呆関連の精神疾患患者には適応しません。