レボコン (テトラベナジン) 25mg 10錠

810 円!! 体の不随意運動や精神症状を生じる遺伝性難病・ハンチントン病の唯一の治療薬。

REVOCON (TETRABENAZINE) - 25MG (10 TABS)

■ 10錠

810 円


ご注文数量 単価
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11 以上 750 円
   

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有効成分

テトラベナジン(TETRABENAZINE)

 

製造国

インド

 

製造元

Sun Pharmaceutical Ind.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

レボコン25mgの服用量は、個人の症状により異なります。

通常、成人の服用開始量は1回12.5mgを1日2回を経口服用することが推奨されています。
3-5日の間隔を開けて12.5mgずつ増量し、1回12.5-25mgを1日3回経口服用するようにします。
尚、1日の最大服用量は200mgとし、この最大服用量服用開始から7日間経過しても効果が見られない場合は服用を停止してください。


商品詳細

レボコン25mgは、ハンチントン(舞踏)病の不随意運動(舞踏病運動)の症状を改善する薬です。

ハンチントン病は、主に遺伝が原因で起こる神経変性疾患で、脳の神経細胞が死ぬことによって体が不自由になる病気です。 
徐々に発症し、進行する舞踏運動といわれる異常運動と 、痴呆(ちほう)や人格変化が特徴です。 
ヨーロッパでは10万人中4-8人の割合で発生しますが、日本での発生率はその約10分の1とされ、その多くは35-50歳で発症します。
これらの症状は気付かないうちに始まり、ゆっくり時間をかけて悪化していきます。

舞踏運動は、自分の意志に反して動いてしまう不規則で非規律的な運動のひとつで、顔をしかめる、舌を出す、手足がはじくように動く、まばたきが頻繁になるなどの動きが手足、表情、首などにみられます。
最初のうちは目立たないため気付かないことが多いようですが、やがて筋肉が協調できなくなり、動作が鈍くなり、最終的には全身が侵されてしまうことで歩行、食事、会話、座るなどの日常行動がほぼ不可能になります。
また精神面においてもほぼ同じで、最初のうちは目立った症状は現われませんが、徐々に怒りっぽくなったり、気分が落ち込んだりするなど、衝動が抑えられなくなってきます。
しかし物忘れや記憶障害などはほとんど認められません。
さらに進行すると、行動が無責任になる、目的もなく徘徊する、といった症状のほか、重篤なうつ状態が起こり自殺を図ったり、痴呆症状が現われ、独力で社会生活を送ることが困難になってきます。

遺伝子には4種類の核酸があり、第4染色体に局在している遺伝子(IT15またはハンチンチン)の一部には3つの核酸(シトシン、アデニン、グアニン)の繰り返し配列があります。
ところがハンチントン病の人ではこの繰り返しが異常に伸びており、これが異常なたんぱく質が作ることでハンチントン病が発症することが明らかになっています。
しかし、この長い繰り返し配列が生じる原因については解明されていませんでした。
ところがつい最近、ハンチントン病は、病気の原因となるたんぱく質によって、損傷したDNAを修復する仕組みが働くなることが原因で起こるとの研究結果が発表されました。

現在のところ、ハンチントン病に対する根本的治療法はないため、対症療法として、不随意運動には抗うつ薬であるドパミン受容体遮断薬や全身性モノアミン枯渇薬が使用されています。
レボコン25mgの有効成分であるテトラベナジンは、脳内の神経伝達物質であるモノアミンが神経端末から出ないように働きかけるモノアミン枯渇剤で、脳内の特定物質(ドパミン、ノルエピネフリン、セロトニンなど)の含量を低下させる働きによりハンチントン病の不随意運動(舞踏病運動)の症状改善に効果を発揮します。
またハンチントン病でもっとも病変が強いと考えられている尾状核、被殻、側座核への結合活性が高いことも、効果的な改善を示す理由であるとされています。


副作用

レボコン25mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
鎮静状態、睡眠障害、疲労感、不安感、情動不安、興奮、吐き気

極稀に起こる重篤な副作用
うつ状態、自殺企図、自殺行為、神経弛緩薬性悪性症候群(高熱、筋硬直、思考障害、動悸、不整脈、多汗)、パーキンソニズム(小刻みなふるえ、体のこわばり、動作困難、均衡異常など)、情動不安、嚥下困難、起立性低血圧、遅発性ジスキネジー


特別な注意

以下の場合、レボコン25mgを絶対に服用しないでください。
・レボコン25mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
・重篤なうつ病のある人、またはうつ病の人で治療を受けていない人
・肝臓疾患のある人
・乳がんにかかったことのある人または、乳がんの人
・過去20日以内にレセルピンを服用した人
・過去14日以内にMAO(モノアミン酸化酵素)阻害薬を服用した人: フラゾリドン(フロゾン)、イソカルボキサジド(マープラン)、フェネルジン(ナルジル)、ラサジリン(アジレクト)、セレジリン(エルデプリル、エムサム、ゼラパール)、トラニルシプロミン(パルネート)

以下の場合、レボコン25mgを慎重に服用してください。
・心臓疾患または最近心臓発作を起こした人
・自身や家族にQT延長症候群の既往歴のある人
・自身や家族にうつ病の人、または自殺企図や自殺行動を起こしたことのある人

レボコン25mgの服用開始直後に、うつ症状や自殺企図が現われるおそれがあります。

レボコン25mgは、うつ病、自殺企図、自殺のリスクを高めるおそれがあります。

妊娠中や妊娠している可能性のある人の服用に対する安全性は確立していません。

授乳中の人の服用に対する安全性は確立していません。

服用を中止または服用し忘れた場合は、12-18時間以内に不随意運動が出現または悪化するおそれがあります。

1日50mg以上服用する場合は、血液検査を受けて服用が安全かどうかを確認してください。

レボコン25mgの服用中は眠気を引き起こすことがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械操作には従事しないようにしてください。

レボコン25mgの服用中にアルコールや、眠気を誘発する薬を併用した場合は、眠気を引き起こすおそれがあります。