プロギノバ(吉草酸エストラジオール)1mg(84錠入)

3270 円!! 更年期障害および卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ほてり、発汗など)や膣委縮症状の治療薬。

Progynova (Oestradiol Valerate) - 1mg (3 x 28 Tablets)

■ 84錠

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3270 円

数 量 :   


 

有効成分

吉草酸エストラジオール(Estradiol Valerate/Oestradiol Valerate)

 

製造国

フランス

 

製造元

Bayer

使用量

下記使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日1回1錠を経口服用してください。 
服用のタイミングは特に問いませんが、毎日決まった時間に服用するよう心がけてください。


商品詳細

プロギノバ1mgは更年期障害および卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ほてり、発汗など)や膣委縮症状に効果的な薬です。また閉経後の骨粗鬆症に対する効果も認められています。

更年期障害は、卵巣機能の低下によるエストロゲンの欠乏、特にエストラジオールの欠乏に基づく症状です。個人差はありますが、一般に閉経をはさんだ40代半ばから50代半ばにその症状が現れるとされています。

エストロゲンとは、一般に卵胞ホルモンまたは女性ホルモンと呼ばれています。 主に卵巣や胎盤で作られ、月経、卵の発育や着床をはじめ骨中カルシウムの流出やコレステロールの増加を抑制する働きがあります。 また女性らしい体の曲線、肌のはりとつや、新陳代謝の活性化などにも強く影響しており、女性には欠かすことのできないホルモンです。 しかし35歳をピークに卵巣は少しずつル老化し始め、それに伴いエストロゲンの分泌も急激に減少してきます。すると自律神経系が不安定になり、いろいろな症状が出てきます。これが更年期症状です。更年期の症状には、不規則な月経周期、ほてり、動悸、発汗、頭痛、不眠、耳内、高血圧、関節炎、頻尿、食欲不振、吐き気、便秘、下痢などさまざまです。

エストロゲンの欠乏は卵巣の病気などで卵巣が摘出された場合にも認められます。更年期症状と同様の症状がみとめられますが、自然閉経前後に起こるホルモン不足の症状とは区分されて卵巣欠落症状という呼ばれ方がされています。

またエストロゲンは骨代謝にも深く関係している女性ホルモンです。 骨は新陳代謝を繰り返しており、古い骨を溶かして新しい骨を形成することで一定の強度を保っています。 この新陳代謝をコントロールしているのがエストロゲンですが、更年期のよりエストロゲンが減少するとこのバランスがくずれ、骨の破壊が再生を上回るようになるため、骨量が減少していきます。

これらの症状の治療方法のひとつとして用いられるのがホルモン補充療法(HRT)です。 更年期障害は女性ホルモン(エストロゲン)の欠乏による自律神経の失調であるため、ホルモン剤による不足したエストロゲンの補充は、これらの症状の速やか且つ劇的な緩和、改善につながるとされています。

また、性同一性障害などの理由による男性から女性への性別のトランスセクシャル(性転換)においては、女性的な外観の維持だけでなく、体内で十分な女性ホルモンが生成されないことによる更年期障害のような症状や骨密度の低下などにたいするエストロゲンの補充にも使用されています。


副作用

プロギノバ1mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用 
性器分泌物、性器出血、外陰膣不快感、子宮頚管ポリープ、月経困難症(性器出血時の腹痛)、女性陰部瘙痒症、膣真菌症、乳房不快感、乳房痛、乳頭痛、乳房嚢胞、乳房障害(乳腺症)、腹部膨満感、腹痛、悪心、便秘、腹部不快感、下痢、胃炎、浮動性めまい、頭痛、不眠症、感覚減退(四肢のしびれ感など)、血圧上昇、動悸、むくみ、血中トリグリセリド増加、TSH増加、背部痛、筋骨格硬直(肩または手のこわばりなど)、湿疹、倦怠感

●極稀に起こる重篤な副作用 
静脈血塞栓症、血栓性静脈炎、アナフィラキシー様症状


特別な注意

以下の場合、絶対にプロギノバ1mgを服用しないでください。 
・エストロゲン依存性腫瘍(乳がん、子宮内膜がんなど)およびその疑いのある人: 腫瘍の悪化あるは顕性化を促すことがあります。 
・乳がんの既往的のある人: 乳がんが再発するおそれがあります。 
・血栓性静脈炎や肺塞栓症のある人、またはその既往歴のある人: エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告があります。 
・動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)またはその既往歴のある人 
・妊婦または妊娠している可能性のある人: 妊娠中の服用に関する安全性は確立していません。 
また動物実験において、卵胞ホルモンを投与した場合、児の成長後膣上皮および子宮内膜のがん性変化を示唆する結果が報告されています。 
また新生児が服用した場合、児の成長後膣上皮のがん性変化を認めたとの報告があります。 
・重篤な肝障害のある人: 代謝機能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が悪化することがあります。 
・診断の確定していない異常性器出血のある人: 出血が子宮内がんによる場合は、がんの悪化あるいは顕性化を促すことがあります。 
・プロギノバ1mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人

以下の場合、プロギノバ1mgを慎重に服用してください。 
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させるおそれがあります。 
・子宮内膜症の人: 症状が増悪するおそれがあります。 
・子宮筋腫のある人: 子宮筋腫の発育を促進するおそれがあります。 
・高血圧、心疾患、腎疾患またはその既往歴のある人: エストロゲンの過量服用では体液貯留をきたし、これらの疾患を悪化させるおそれがあります。 
・片頭痛、てんかんのある人: 症状を悪化させることがあります。 
・糖尿病の人: 耐糖能を低下させるおそれがあります。 
・乳がん家族素因が強い、乳房結節がある、乳腺症または乳房レントゲン像に異常がみられた人: 症状を悪化させるおそれがあります。 
・術前または長期臥床状態の人: 血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがあります。 
・全身性エリテマトーデスの人: 症状を悪化させるおそれがあります。 
・ポルフィリン症の人: 症状を悪化させるおそれがあります。 
・重篤な高トリグリセリド血症の人: 急性すい炎を発症するおそれがあります。

【重要な基本的注意】 
・外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性では、乳がんになる危険性が高くなり、その危険性は併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があります。 
・服用前に病歴、家族素因などの問診、乳房検診ならびに婦人科検診を行ない、服用開始後は定期的に乳房健診ならびに婦人科検診(子宮を有する人は子宮内膜細胞診および超音波検査による子宮内膜厚の測定を含む)を行なってください。 
・服用初期に性器出血が発現した場合、通常は服用継続中に消失しますが、頻発する場合は子宮内膜検査を受けてください。 
・プロギノバ1mg服用により血栓症が現われることがあるので、次の症状が出た場合は服用を中止してください: 下肢の疼痛・むくみ、突然の呼吸困難、息切れ、胸痛、中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢のまひなど)、急性視力障害、体が動かせない状態、顕著な血圧上昇など 
・子宮を有する女性が服用する場合、子宮内膜がん予防の見地から黄体ホルモンの併用を原則とします。 
・ほかのホルモン療法からプロギノバ1mgに切り替える場合、周期的服用法では治療周期の最終日以降、逐次的服用法では休薬の後にプロギノバ1mgの服用を開始してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているため、状態を観察しながら服用してください。 
また75歳を超える高齢者での使用経験はありません。

母乳中への移行が報告されているため、授乳中の人は不況しないでください。

卵胞ホルモン剤を約1年以上服用した閉経期以降の女性では、子宮内膜がんになる危険性が高くなると報告があります。

アメリカにおける閉経後女性を対象とした試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用では乳がんになる危険性が有意に高くなるとの報告があります。

イギリスにおける疫学調査の結果、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用している女性では、乳がんになる危険性が有意に高くなるとの報告があります。

アメリカにおける試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用では冠動脈性心疾患の危険性が高い傾向にあり、特に服用開始1年後では有意に高くなるとの報告があります。

アメリカにおける試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用では脳卒中の危険性が有意に高くなるとの報告があります。

アメリカにおける65歳以上の閉経後女性を対象とした臨床試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用においてアルツハイマーを含む認知症の危険性が有意に高くなるとの報告があります。

卵巣ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では、卵巣がんになる危険性が高くなるとの結果が報告されています。

アメリカにおける試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用において、卵巣がんになる危険性が高い傾向がみられたとの報告があります。

卵胞ホルモン剤の長期服用により、肝腫瘍が発生したとの報告があります。

高用量の卵巣ホルモン剤の服用により、プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)が増大したとの報告があります。

アメリカにおける試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤服用において胆のう疾患になる危険性が有意に高くなるとの報告があります。