オクスカーブ300(オクスカルバゼピン)300mg 10錠

450 円!! トリレプタルのジェネリック
てんかんの部分発作、全身性強直間代発作の改善に効果を発揮。

Oxcarb (Oxcarbazepine) - 300mg (10 Tablets)

■ 10錠

450 円


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2 以上 430 円
   

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有効成分

オクスカルバゼピン(Oxcarbazepine)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

使用量

・成人
通常、成人は1日600mg(8-10mg/kg/日)を2回に分けて経口服用してください。
症状に応じて、1日最大600mgを服用開始用量に加えて週単位で増量することが可能です。

・小児
通常、小児は1日8-10mg/kg/日を2回に分けて経口服用してください。
症状に応じて、1週間ごとに1日最大10mg/kgずつ増量可能ですが、1日最大服用量は46mg/kgとします。

アメリカでは2-16歳の小児の部分発作の多剤併用療法に推奨されていますが、イギリス、ドイツ、フランスなどでは6歳以上が服用対象となっています。


商品詳細

オクスカーブ300はてんかんの治療薬で、脳の一部の電気活動に異常が起きる部分発作に対して主に治療効果を発揮しますが、全身性強直間代発作の症状に対しても有効です。

てんかんは、生後1年未満から10歳までに発症することが多く、その後ゆるやかに減少し、老年期では再び上昇します。 
しかし実際はあらゆる年齢層で発症の可能性がある病気で、日本では約100万人のてんかん患者がいると考えられています。

その症状は大きく分けて部分発作と全般発作に分類することができます。 
このうち部分発作は脳の一部分にある神経細胞が興奮して起きる発作で、さらに「単純部分発作」と「複雑部分発作」に分けることができます。

単純部分発作は、けいれん、身体のねじれ、姿勢の変化、音声異常などの運動発作、胃部不快感、異常発汗、皮膚の紅潮、失禁などの自律神経発作、知覚や視覚の異常、嗅覚や味覚の異常、めまいなどの感覚発作、記憶障害、感情不安定、錯覚、幻覚などの精神発作が現われますが意識障害を伴いません。

反対に複雑部分発作では発作時に意識障害があるために、発作中の出来事を記憶していない場合がほとんどです。
また無意識に引き起こされる不随意行動(大声を上げる、手足をバタバタする、突然走る、口をぺちゃぺちゃする、同じ言葉を繰り返し発声する、など)など、自動症と呼ばれる精神運動発作を伴うこともありますが、現われる症状は、てんかん焦点部が大脳のどの部分に当たるかによって異なります。

一方、全般発作は脳深部の過剰な興奮が脳全体に広がって起こる発作で、意識消失を伴います。 
主な症状としては、意識が短時間だけ消失する欠神発作、一部の筋肉が短時間不随意収縮をするミオクロニー発作、強直発作と間代発作を繰り返す強直間代発作、全身の力が抜ける脱力発作などが挙げられます。

強直間代発作が全身に現われた症状を全身性強直間代発作と呼びますが、強直発作は体がこわばり頭部や体が反る発作で、また間代発作は短時間の間、筋肉が収縮して硬直したようになるけいれんです。 

オクスカーブ300の有効成分であるオクスカルバゼピンは、これらの発作のうち部分発作と全身性強直間代発作の改善に効果を発揮します。 
オクスカルバゼピンは既に市販されているカルバマゼピン類似の構造を持つ薬剤で、単剤での効果はカルバマゼピンと同等とされています。
脳神経細胞のNa(ナトリウム)チャネルを遮断して神経細胞がやり取りする電気信号を阻害し、神経細胞の過剰興奮による複雑部分発作を抑えるとされていますが、その詳細についてはまだ解明されていません。
また従来の薬と比べて、運動失調などの副作用が少ないのが特長です。


副作用

オクスカーブ300を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
めまい、眠気、複視、疲労感、吐き気、嘔吐、運動失調、視覚異常、異常痛、ふるえ、消化不良、異常歩行、発疹、頭痛、無力感、体重増加、異常感、低血圧、下痢、便秘、胃炎、低ナトリウム血症、筋力低下、眼振、不眠、神経質、興奮、構音障害、精神錯乱、頭蓋外傷、測定障害、異常思考、鼻炎、座瘡、記憶障害、発汗

極稀に起こる重篤な副作用
スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症、多臓器過敏症


特別な注意

以下の場合、オクスカーブ300を絶対に服用しないでください。
・オクスカーブ300の成分に対して過敏症の既往歴のある人

オクスカーブ300は低ナトリウム血症を引き起こすおそれがあるため、低ナトリウムに関係する腎疾患の既往歴を持つ人や、糖尿病などでナトリウム降下剤を服用している場合は、定期的に血中ナトリウム値を測定するのがよいとされています。

オクスカーブ300はごくまれに心臓伝導機能障害を引き起こすことがあるため、房室ブロックや不整脈の既往歴のある人は、服用に充分注意してください。

オクスカーブ300服用により、ごくまれに肝炎が起こる場合があります。

オクスカーブ300との関連性は解明されていませんが、ごくまれに無顆粒球症、再生不良性貧血、汎血球減少症が起こるとの報告があります。

オクスカルバゼピンの急速な減量は、カルバマゼピンと同様に強直間代発作を誘発するとの報告があります。

オクスカルバゼピンを含む抗てんかん薬を服用している人は、そうでない人と比較して自殺行為および自殺念慮のリスクが約2倍高く、またこの傾向は抗てんかん薬服用開始後、早くて1週間後に出現し、24週間にもわたるとの報告があります。

妊娠可能年齢の女性がホルモン避妊薬と併用した場合は、避妊効果を無効にするおそれがあるため、避妊薬以外での避妊も考慮してください。

鎮静作用が増強するおそれがあるので、オクスカルバゼピンとアルコールの併用には、充分に注意してください。

妊娠または妊娠している可能性のある人は、オクスカーブ300を服用しないのが望ましいとされています。

母乳乳への移行が確認されているので、オクスカーブ300を服用中は授乳を中止してください。

めまいや眠気などの副作用を引き起こすことがあるため、オクスカーブ300服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事する場合は充分に注意してください。