【要薬監証明】ヌートロピル(ピラセタム)800mg 30錠

1270 円!! 記憶障害、注意力・集中力の低下を改善する「向知性薬」。皮質性ミオクローヌスにも優れた効果を発揮します。

こちらの商品の個人輸入には、令和2年9月1日以降、薬監証明に代えて輸入確認証を取得していただくことになりました。詳細については、申請先の厚生局(厚生労働省の地方支分部局)へお問い合わせください。地方厚生(支)局所在地一覧

Nootropil (Piracetam) - 800mg (30 Tablets)

■ 30錠

1270 円


ご注文数量 単価
2 以上 1220 円
6 以上 1170 円
   

数 量 :   


 

有効成分

ピラセタム(Piracetam)

 

製造国

トルコ

 

製造元

UCB Pharma

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は服用開始量として1日7.2g(9錠)を2-3回に分けて経口服用します。
症状などにより適宜増減します。


商品詳細

ヌートロピル800mgは記憶障害、めまい、注意力・集中力の低下、情緒不安定などを改善する薬で、脳の認識機能を向上させる「向知性薬」としても知られています。

ヌートロピル800mgの有効成分であるピラセタムは、1967年にベルギーで開発された環状γ-アミノ酪酸の誘導体で、本来は乗り物の酔い止めとして使用されていました。ところが長年の研究の結果、さまざまな効果があることがわかってきました。
例えば低用量のピラセタムは、酸素とグルコースの利用増加を導くことで認知向上をもたらし、また高用量では血小板の抗凝集や抗血栓作用を現わします。またアルツハイマー病や血管性痴呆を含む痴呆の症状にも有用であるとも言われています。

なぜピラセタムがこのような作用を示すのかは詳しくわかっていませんが、少なくともピラセタムは脳の一部において血流量と酸素消費を増やす働きをしていることが知られています。またピラセタムは、脳梁と呼ばれる左右の大脳半球をつなぐ繊維束に作用して、大脳の左右半球の情報移動を促進し、記憶の処理に関わっているムスカリ性アセチルコリン受容体において、神経伝達物質であるアセチルコリンの機能を向上させている可能性があるとも言われています。
アセチルコリンは、その放出が少なくなると脳の働きが鈍くなり、集中力が低下するなどの症状が出てきます。しかしアセチルコリンの放出が改善されて量が増えると、目や耳から入ってきた情報を脳が的確かつ効率的に処理できるようになり、結果として集中力が増してきます。
さらに記憶と学習に関係するNMDAグルタミン酸受容体に対しても効果を発揮すると考えられていることから、ピラセタムは脳機能を調整し、認識機能を向上させるとされています。

またピラセタムは、ドイツ、イギリス、ベルギーなどでは皮質性ミオクローヌス治療薬としても使用されています。ミオクローヌスは瞬間的にピクっと突然起こる顔、上腕、太ももなどの筋肉の不随意運動で、覚醒時によく起こります。そのうち皮質性ミオクローヌスは、大脳皮質の異常発火が原因で起こる症状で、てんかんと発生機序が似ていることから「意識障害や全身けいれんを起こさない、ごく狭い範囲の大脳に起きる異常発火が原因で発生する一部の筋肉の不随意な動き」と定義することができます。
ピラセタムは、大脳網様体などの皮質下の賦活系を抑制することで、この皮質性ミオクローヌスに対して効果をもたらしている可能性があると考えられています。

学習能力、知的能力、記憶力、集中力などを高める薬を別名「スマート・ドラッグ」と言いますが、その中でもピラセタムはスマート・ドラッグの元祖とも言われ、もっとも有名な薬のひとつです。


副作用

ヌートロピル800mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
ふらつき感、不安感、焦燥感、精神錯乱、情緒不安、神経質、幻覚、不眠、失眠、うつ、虚弱、めまい、体重増加、胃痛、下痢、吐き気、頭痛、全身むくみ、発疹、かゆみ など

●極稀に起こる重篤な副作用
けいれん発作


特別な注意

以下の場合、ヌートロピル800mgを絶対に服用しないでください。
・ヌートロピル800mgの成分に対し、過敏症の既往歴のある人
・過去に重篤な腎障害を患った人
・過去に重篤な肝障害を患った人
・過去に脳内出血を患った人
・16歳以下の人

【慎重服用】
・腎臓が正常に機能していない人: 低用量から服用を開始するなど、充分に注意してください。
・出血傾向のある人: ヌートロピル800mgは血小板凝集抑制作用を有しています。

【重要な使用上の注意】
・ヌートロピル800mgの服用中は眠気やふるえが生じることがあるため、自動車の運転など機械操作に従事しないよう注意してください。
・連用中における服用量の急激な減量ないし服用中止により、ミオクローヌス重積状態が現われることがあるため、減量は医師の指示に従って徐々に行なってください。

妊婦、または妊娠している可能性のある人、授乳中の人は、ヌートロピル800mgを服用しないことが望ましいとされています。

高齢者では腎機能、肝機能が低下していることが多いため、少量から服用を開始するなど用量に留意してください。