リピカード (フェノフィブラート) 200mg 10カプセル 

1300 円!! 総合的に脂質代謝を改善し高脂血症(脂質異常症)の症状を総合的に改善する脂質異常症治療薬。

Lipicard (Fenofibrate) - 200mg (10 Capsules)

■ 10カプセル

1300 円


ご注文数量 単価
2 以上 1100 円
   

数 量 :   


 

有効成分

フェノフィブラート(Fenofibrate)

 

製造国

インド

 

製造元

USV Ltd.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回1カプセルを食後に経口服用してください。


商品詳細

リピカード200mgは、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症など、脂質異常症(高脂血症)のうち、血液中の脂質が高い場合の症状を改善する薬です。

日本人の死亡原因のトップはがんで、心臓病、脳卒中と続きます。
このうち心臓病と脳卒中の原因はほとんどが動脈硬化によるもので、この動脈硬化を引き起こす原因のひとつに脂質異常症があり、血液中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)が異常値を示す疾病です。
コレステロールは、ホルモンやビタミン、細胞膜などの材料となる脂肪分で、その約8割は肝臓などで作られ、残りは食べ物から摂取されます。
またコレステロールには2種類あり、ひとつは肝臓から血流に乗って全身に送られるLDLコレステロールで、血管壁に付着して動脈硬化などを引き起こす原因ともなるために、別名、悪玉コレステロールと呼ばれます。
一方、善玉コレステロールと呼ばれているHDLコレステロールは、余分なコレステロールを体の各部分から取り除き、再び肝臓に送る働きをするほか、LDLコレステロールの酸化を防ぐために動脈硬化の防止もしています。
トリグリセライドは食事から補給され、主に心臓や心血管系の筋肉エネルギーとして使用されるほか、臓器を衝撃から守る、体温を一定に保つなどの働きを持つ脂肪分で、余った場合は皮下や腸管膜の脂肪細胞に蓄積されてエネルギーが不足した場合に使われます。
実際に動脈硬化を引き起こすのはコレステロールですが、トリグリセライドが増え過ぎるとHDLコレステロールが減りLDLコレステロールが増えることにより動脈硬化を引き起こす原因となるため、トリグリセライドも脂質異常症の発生に深く関わっています。

脂質異常症になる主な原因は食べ過ぎ、飲み過ぎといった食習慣、運動不足、肥満、ストレスなどがあり、遺伝的な要素が関係していることもあります。また脂質異常症や動脈硬化には自覚症状がまったくなく、心臓病や脳の発作が起きてから初めて気づく場合がほとんどのため、食生活などの生活環境に注意し、定期的にコレステロール値の検査をするなど、日ごろから心がけることが唯一の予防、早期発見の方法とされています。

日本動脈硬化学会のガイドラインにより、脂質異常症の治療は食事療法を基本とし、症状の改善が見られない場合は薬物療法を併用するのが一般的です。
基本的には悪玉コレステロールであるLDLコレステロール値を下げる薬が中心となりますが、最近では善玉コレステロールのHDLコレステロール値が低くなりすぎてもよくないことがわかったため、LDLコレステロールを下げつつHDLコレステロールを服用する場合もあります。
さらにトリグリセライドを下げる作用の薬が使われることもあります。

リピカード200mgの有効成分であるフェノフィブラートは総合的に脂質代謝を改善する薬剤であり、強力な中性脂肪(トリグリセライド)の低下作用、HDL コレステロールの上昇作用とともに、総コレステロール、LDLコレステロールの低下作用も併せ持つ画期的な薬です。 
LDLコレステロールの低下率18-25%、HDLコレステロール増加率35-36%、トリグリセライド低下率40-48%、総コレステロール低下率12-17%と、脂質異常症に対してすぐれた作用を発揮します。


副作用

リピカード200mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、肝腫大、発疹、そう痒感、じんましん、多形紅斑、脱毛、光線過敏症、口内炎、吐き気、便秘、下痢、食欲不振、心窩部痛、胃部不快感、胸やけ、嘔吐、腹痛、口渇、BUN上昇、クレアチニン上昇、CK(CPK)上昇、脱力感、筋肉痛、筋けいれん、貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少)白血球増多、白血球減少、好酸球増多、血小板減少、血小板増加、頭痛、めまい、ふらつき、胆石症、胆のう炎、むくみ、発熱、勃起障害、頻尿、全身倦怠感、抗核抗体陽性、腫賑、動悸、下肢痛、しびれ痛、味覚異常、ほてり

・極稀に起こる重篤な副作用
横紋筋融解症、肝障害、すい炎


特別な注意

以下の場合、リピカード200mgを絶対に服用しないでください。
・リピカード200mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させることがあります。
・中等度以上の腎機能障害のある人(目安として血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上): 横紋筋融解症が現われることがあります。
・胆のう疾患のある人: 胆石形成が報告されています。
・妊婦または妊娠している可能性のある人、授乳婦

以下の場合、服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。
・腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる人で、リピカード200mgとHMG-CoA還元酵素阻害薬を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ服用してください: 横紋筋融解症が現れやすいとされています。

以下の場合、リピカード200mgを慎重に服用してください。
・肝機能検査に異常のある人、または既往歴のある人: 肝機能検査値の異常変動が現われるおそれがあります。

・軽度な腎機能障害のある人(目安として血清クレアチニン値が1.5mg/dL以上2.5mg/dL未満): 横紋筋融解症が現われることがあります。
・胆石の既往歴のある人: 胆石形成が報告されています。
・HMG- HMG-CoA還元酵素阻害薬(プラバスタチンナトリウム、シンバスタチン、フルバスタチンナトリウムなど)を服用中の人: 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすくなります。
・高齢者: 一般に肝・腎機能が低下していることが多く、また体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすいので、少量から服用を開始するなど充分に注意してください。またスルホニル尿素系血糖降下薬(グリベンクラミドなど)との併用により低血糖症(冷汗、強い空腹感、動悸など)が現われるとの報告があります。

【重要な基本的注意】
・服用の前に充分な検査を実施し、高脂血症の診断が確立した人のみ服用を考慮してください。
・あらかじめ高脂血症の基本である食事療法を行ない、さらに運動療法や高血圧、喫煙などの虚血性心疾患のリスクファクターの軽減なども充分に考慮してください。
・服用中は血清脂質値を定期的に検査し、リピカード200mgの効果が認められない場合には漫然と服用せず、中止してください。
・肝障害を悪化させることがあるので、肝障害のある人は服用しないでください。
・肝機能検査値の異常変動が現われるおそれがあるので、肝機能検査に異常のある人または肝障害の既往歴のある人は慎重に服用してください。
・AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、Al-Pの上昇、黄だん、肝炎が現われることがあるので、肝機能検査は服用開始3ヵ月後までは毎月、その後は3ヵ月ごとに行なってください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】

・総コレステロールのみが高い高脂血症(IIa型)に対し、第一選択薬としないでください。
・カイロミクロンが高い高脂血症(I型)に対する効果は検討されていません。

小児などに対する安全性は確立していません。

リピカード200mgは空腹時に服用すると吸収が悪くなるため食後に服用してください。

外国における「軽度の脂質代謝異常を有する2型糖尿病患者」を対象とした無作為化試験の結果、フェノフィブラートを服用した人は、すい炎および静脈血栓塞栓症の危険性がそうでない人と比較して高くなるとの報告があります。