クリオバンス1mg/0.5mg(17-エストラジオール/酢酸ノルエチステロン) 28錠

3890 円!! 更年期障害治療薬。不足しているエストロゲンを補うことによってのぼせやほてりを始めとした諸症状を改善。

Kliovance (17-oestradiol/Norethisterone Acetate) - 1mg/0.5mg (28 Tablets)

■ 28錠

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3890 円


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有効成分

17-エストラジオール(17-oestradiol)

酢酸ノルエチステロン/ノルエチステロン(Norethisterone Acetate / Norethisterone)

 

製造国

デンマーク

 

製造元

Novo Nordisk Pharmaceuticals Pty. Ltd.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

・毎日同じ時間に1日1錠を服用してください。 
・水と一緒に飲んでください。 
・ほかのホルモン剤からクリオバンス1mg/0.5mgへ変更する場合は、生理の終わり頃から始めてください。

【日付ダイアルの使い方】 
・内側のダイアルを回して、飲み始めの週へプラスチックタブを合わせてください。 
・プラスチックカバーを取り1つ目の錠剤を取り出してください。 
・次の錠剤を取り出すには、1つ目の錠剤を取り出した後に時計回りにダイアルを1つ回してください。 
・ダイアルは、錠剤が取り除かれた後のみ回すことができます。


商品詳細

クリオバンス1mg/0.5mgは、女性の更年期および卵巣機能の低下に伴って見られるのぼせ、ほてり、冷えなどの血管運動神経系の症状を緩和する経口剤です。

女性ホルモン(エストロゲン)は、卵巣の中にある卵胞で産生されており、女性が閉経近くになるとエストロゲン分泌量が徐々に低下するために、卵巣の働きが衰えて生理周期が不順になったり、不正出血などの症状が起こり、いずれ閉経を迎えます。この閉経平均年齢は、日本人女性で約51歳と言われており、この前後10年の40代半ばから50代半ばの期間が更年期と呼ばれています。 
一方で、脳はエストロゲンの分泌量低下を感知し、卵胞刺激ホルモンを分泌して、エストロゲンの分泌を促そうとしますが、卵巣にはその刺激に反応する力があまり残っていないために、卵胞刺激ホルモンの増加とエストロゲンの減少というホルモンバランスの乱れが起こります。

このホルモンの乱れが自律神経の働きに影響を与え、のぼせやほてり、憂うつ、肩こり、腰痛、易疲労感、発汗、冷え性、睡眠障害などの更年期障害となって現れます。個人によって、症状の出方、強さ、期間はかなり差がありますが、更年期の女性の60%から70%に何らかの症状が出ているとされ、症状がひどく、本格的に治療を行なわなければならない人は、更年期の女性の約20%と言われています。

更年期障害の治療方法として広く行なわれているのが、ホルモン療法(HRT:Hormone Replacement Therapy)で、不足しているエストロゲンを補い、更年期障害を緩和する方法です。 
クリオバンス1mg/0.5mgは、有効成分の17-エストラジオールが不足しているエストロゲンを補充し、血管運動神経系の乱れから来る、発汗、のぼせ、冷え性などの症状を緩和します。ただしエストロゲンは、もともと細胞の増殖を促進する働きを持つため、エストロゲンのみを補充し続けると子宮内膜の増殖を刺激し、それが子宮体がんの発生へとつながる可能性があります。 
この問題を回避するには、子宮内膜の増殖を抑える役割をする黄体ホルモン(プロゲステロン)を同時に摂取することで、子宮体がんの危険性を取り除く事できるとされています。実際に、エストロゲンを単独で服用すると、がんの発生率は2倍から10倍になるとも言われています。 
クリオバンス1mg/0.5mgは、17-エストラジオールに加えて酢酸ノルエチステロンを配合することで、プロゲステロンも同時に補充することができ、子宮体がんの発生率を軽減させる働きがあるとされています。

17-エストラジオールは、天然型エストロゲンのうち最も生理活性作用が高く、核内受容体であるエストロゲン受容体α、βと結合して、ホルモンのバランスを整えます。また、女性ホルモン治療の一環として、皮膚や粘膜の乾燥や萎縮、骨粗しょう症、コレステロール値の上昇などにも改善効果があると言われています。


副作用

●重大な副作用 
静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎、アナフィラキシー様症状、乳がん、子宮がん、脈拍、臓発作、凝血、痴呆、胆嚢疾患、卵巣がん、胸のしこり、性器出血、めまい、重い頭痛、胸痛、息切れ、脚の痛み、視覚の変化、

●主な副作用 
頭痛、乳房不快感、腹痛、吐き気、うつ病、背部の痛み、体重の増加又は減少、頭髪の脱毛、高血圧、肝臓障害、高血糖、体液貯留、子宮筋腫、膣の真菌感染症、多毛、にきび、睡眠障害、アレルギー反応、神経過敏


特別な注意

【禁忌】 
・クリオバンス1mg/0.5mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人 
・乳がんの既往歴のある人: 乳がんが再発するおそれがあります 
・妊婦または妊娠している可能性のある人、および授乳中の人 
・心臓疾患のある人 
・血栓性静脈炎や肺塞栓症のある人、またはその既往歴のある人: エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告があります 
・診断の確定していない異常性器出血のある人: 出血が子宮内膜がんよる場合は、がんの悪化あるいは顕性化を促すことがあります 
・エストロゲン依存性腫瘍(乳がん、子宮内膜輔)およびその疑いのある人: 腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがあります 
・動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈件止、疾患、、脳卒中)またはその既往歴のある人 
・重篤な肝障害のある人: 代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがあります

【慎重使用】 
・高血圧、心疾患、腎疾患またはその既往歴のある人 
・高コレステロールの人 
・糖尿病の人 
・喫煙者 
・子宮内膜症のある人 
・子宮筋腫のある人 
・偏頭痛、てんかんのある人 
・乳がん家系要因の強い人、乳房結節のある人、乳腺症の人、乳房レントゲン像に異常が見られた人 
・手術前または長期臨床状態の人 
・全身性エリテマトーデスの人 
・ポルフィリン症の人 
・重篤なトリグリセリド血症の人

【使用上の注意】 
・卵胞ホルモン剤とプロゲステロン剤を併用している女性では、乳がんになる危険性が対照群と比較して有意に高くなり(2.00倍)、この危険性は、併用期間が長期になるに従って高くなるという報告があります。 
・一般に高齢者は生理機能が低下しているので慎重に使用してください。 
・クリオバンス1mg/0.5mgを服用期間中に不正出血があった場合には、直ちに医師に相談してください。 
・子供の手の届かないところで保管してください。