ギノカジン・ドシエルゲル 0.6mg/g

5130 円!! 皮膚に塗布するゲルタイプの更年期障害治療薬。ほてりや冷や汗などの症状を改善します。

Gynokadin Dosiergel (Estradiol) - 0.6mg/g

■ 80g

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5130 円


ご注文数量 単価
2 以上 4950 円
6 以上 4780 円
   

数 量 :   


 

有効成分

エストラジオール/エストラディオール(Estradiol/Oestradiol)

 

製造国

ドイツ

 

製造元

Dr.Kade/Besine Pharma

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は2プッシュを1日1回、両腕の手首から肩までの広い範囲に塗擦します。
症状に応じて、適宜増減します。

減量する場合は、1プッシュを1日1回、両腕の手首から肩までの広い範囲に塗擦します。


商品詳細

ギノカジン・ドシエルジェル0.06%は、更年期障害および卵巣欠落症状に伴うほてりや発汗などの血管運動神経症状の治療に使用するエストラジオール外用ゲル剤です。

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれる女性の卵巣内の卵胞から分泌されるホルモンで、ストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類に大きく分けることができます。中でもエストラジオールはエストロンの5倍、エストリオールの10倍と言われるほど強い活性を持ち、乳房のふくらみ、子宮内膜を厚くすることによる月経周期のコントロールといった女性の二次性徴を促進するほか、丸みをおびた体つき、コラーゲンの合成による柔軟な皮膚組織やつややかな肌など、女性らしさの発達に大きくかかわっています。さらに骨、血管、肝臓、脳などの全身に分布しているエストロゲン受容体に作用して骨形成の促進および維持に携わっているほか、血流の促進、脂質代謝の促進によるコレステロール増加の抑制、自律神経のバランスの調整、脳細胞の活性化などといった作用も持ち合わせていることが知られています。

このホルモンは10代半ばから40代前半といった思春期から成熟期にかけて分泌量が増加し、女性の体を妊娠や出産に適した状態に維持しますが、40代半ばあたりから卵巣機能の衰えと共に減少し、やがて最後の月経から1年間生理がない状態が続くと、卵巣における卵胞が消失したとされ、事実上の閉経に入ったと考えます。この閉経を挟んだ前後5年の10年間を一般に更年期と呼び、ホルモンのバランスがくずれるためにホットフラッシュ(ほてり)、のぼせ、発汗、動悸、だるさ、疲れやすさ、手足の冷えやしびれ、頭痛、腰痛、肌・目・口の乾燥、めまい、イライラ、うつ症状など、一般に「更年期障害」と呼ばれる症状が引き起こされるようになるほか、骨粗鬆症や月経異常などにもかかりやすくなります。
一方、卵巣欠落症状とは、子宮がんや卵巣がんなどが原因で両側の卵巣を摘出し、卵巣からの女性ホルモンの分泌がなくなることで起こる人工的に閉経した状態で、このような場合でも年齢に関係なく更年期障害に似た症状があらわれます。

いずれも女性ホルモンが減少、または分泌しなくなることで更年期障害の症状を呈するため、この減少したホルモンを人工的に補い、更年期障害の症状を軽減させることを目的とした治療法がホルモン補充療法(HRT)です。HRTには内服薬やパッチなどがあり、それぞれに特徴がありますが、ギノカジン・ドシエルジェル0.06%は、皮膚に塗布して体内に女性ホルモンを吸収させるタイプのエストラジオール外用ゲル剤です。
経皮吸収剤のメリットとしては肝初回通過効果を受けないことが挙げられ、さらにギノカジン・ドシエルジェル0.06%はゲル状の塗布剤であるために安定した血中濃度が得られ、皮膚刺激が少なく、肌の上に残らないなどの剤形的な特徴も期待されています。

一般に、卵胞ホルモンは子宮や乳房の細胞を増殖させる作用があり、がんとの関連性が考えられていますが、服用期間の調整や黄体ホルモンと併用によりそのリスクの増加を防ぐことができるとの研究結果もあります。いずれにしても、服用に際しては医師の指示に従い、また定期的に健診を受けるのが望ましいとされています。


副作用

ギノカジン・ドシエルジェル0.06%を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
膣分泌物、性器出血、骨盤痛、消退出血、不正子宮出血、外性器痛、外陰部炎、外陰膣不快感、子宮内膜生検異常、子宮筋腫、子宮頚管ポリープ、陰部そう痒感、子宮内膜症(再燃)、膣乾燥、乳房不快感、乳房痛、乳頭痛、乳房嚢胞、そう痒感、紅斑、湿疹、色素沈着変化、乾燥刺激感、ざ瘡、じんましん、めまい、しびれ感、抑うつ気分、睡眠障害、傾眠、頭痛、易刺激性、片頭痛、動悸、高血圧、膨満感、食欲不振、悪心、下痢、腹痛、逆流性食道炎、排便痛、嘔吐、肝機能異常(AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、ALP増加)、白血球数減少、貧血(赤血球数減少、ヘモグロビン量減少、ヘマトクリット値低下)、背部痛、四肢痛、筋骨格硬直、関節炎、四肢重感、むくみ、疲労、潮紅、血中Ca減少、アンチトロンビンIII減少、耳鳴、耳不快感、鼻出血、血中フィブリノゲン増加、血中トリグリセリド増加、鼻咽頭炎、過換気、コンタクトレンズ不耐性

●極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状、静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎


特別な注意

以下の場合、ギノカジン・ドシエルジェル0.06%を絶対に使用しないでください。
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳がん、子宮内膜がんなど)およびその疑いのある人: 腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがあります。
・乳がんの既往歴のある人
・未治療の子宮内膜増殖症のある人: 子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があります。
・血栓性静脈炎や肺塞栓症のある人、またはその既往歴のある人: 卵胞ホルモン剤は凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告があります。
・動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)またはその既往歴のある人
・ギノカジン・ドシエルジェル0.06%の成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳婦
・重篤な肝障害のある人: 代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがあります。
・診断の確定していない異常性器出血のある人: 出血が子宮内膜がんによる場合は、がんの悪化あるいは顕性化を促すことがあります。
・ポルフィリン症で急性発作の既往歴のある人

【慎重使用】
・子宮筋腫のある人: 子宮筋腫の発育を促進するおそれがあります。
・子宮内膜症のある人: 症状が増悪するおそれがあります。
・乳がん家族素因が強い人、または乳房結節、乳腺症を有する人、乳房レントゲン像に異常がみられた人: 卵胞ホルモン剤使用と乳がん発生との因果関係についてはいまだ明らかではありませんが、使用期間と相関性があることを示唆する疫学調査の結果が報告されているので、定期的に乳房検診を行なうなど慎重に使用してください。
・高血圧、心疾患、腎疾患のある人またはその既往歴のある人: 卵胞ホルモン剤の過量使用は体液貯留をきたし、これらの疾患を悪化させるおそれがあります。
・糖尿病の人: 耐糖能を低下させるおそれがあるので、充分管理を行ないながら使用してください。
・片頭痛、てんかんのある人: 症状を悪化させることがあるので、観察を充分に行なってください。
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させるおそれがあるので、定期的に肝機能検査を実施するなど観察を充分に行なってください。
・術前または長期臥床状態の人: 血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがあります。
・全身性エリテマトーデスの人: 症状を悪化させるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性では、乳がんになる危険性が対照群の女性と比較して高くなり、その危険性は併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があるので、ギノカジン・ドシエルジェル0.06%の使用にあたってはリスクとベネフィットについて充分に理解するとともに、必要最小限の使用にとどめ、漫然と長期使用をしないでください。
・使用前に病歴、家族素因などの問診、乳房検診ならびに婦人科検診(子宮を有する人では子宮内膜細胞診および超音波検査による子宮内膜厚の測定も含む)を行ない、使用開始後は定期的に乳房検診ならびに婦人科検診を行なってください。
・ギノカジン・ドシエルジェル0.06%使用後の血清中エストラジオール濃度の個人間および個人内変動は大きく、過度に上昇する場合があり、定期的に血清中エストラジオールおよびFSHを測定してください。
・血清中エストラジオール濃度が過度に上昇していると判断された場合、副作用の発現に留意し、ギノカジン・ドシエルジェル0.06%の使用中止など適切な対応をとってください。

【適用上の注意】
・顔面、乳房、外陰部および粘膜には塗布しないでください。
・創傷面または湿疹、皮膚炎など(重度の乾燥や日焼けなどによる皮膚炎も含む)がみられる部位は避けて塗布してください。
・使用後1時間以内の使用部位の洗浄は充分な血中濃度が得られない可能性があります。また使用直後にアルコールを多量に含む化粧品などの使用は避けてください。
・使用後は手を洗ってください。また使用直後は使用部位を他人に触れさせないでください。

【その他の注意】
・ホルモン補充療法(HRT)と子宮内膜がんの危険性 
卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では、子宮内膜がんになる危険性が対照群の女性と比較して高く、この危険性は使用期間に相関して上昇し(1-5年間で2.8倍、10年以上で9.5倍)、黄体ホルモン剤の併用により抑えられる(対照群の女性と比較して0.8倍)との疫学調査の結果が報告されています。
・黄体ホルモン剤の併用使用については、以下のいずれかの方法で行なうことが望ましいとされています。
i) 持続的使用方 
ギノカジン・ドシエルジェル0.06%の使用期間中、黄体ホルモン剤を1日1回連日併用使用します。
ii) 周期的使用方式 
黄体ホルモン剤を併用して毎月12-14日間使用します。
・HRTと乳がんの危険性 
1)米国における閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群では、乳がんになる可能性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。並行して行なわれた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独使用群では、乳がんになる危険性がプラセボ使用群と比較して有意差はないとの報告があります。
2)英国における疫学調査の結果、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用している女性では、乳がんになる危険性が対照群と比較して有意に高くなり、この危険性は、併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があります。
・HRTと冠動脈性心疾患の危険性 
米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ使用群と比較して高い傾向にあり、特に服用開始1年後では有意に高くなるとの報告があります。並行して行なわれた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独使用群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ使用群と比較して有意差はありません。
・HRTと脳卒中の危険性 
米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。並行して行なわれた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン使用群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。
・HRTと認知症の危険性 
米国における65歳以上の閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。並行して行なわれた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独使用群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ使用群と比較して有意ではないが高い傾向がみられたとの報告があります。
・HRTと卵巣がんの危険性 
1)卵巣ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では、卵巣がんになる危険性が対照群の女性と比較して高くなるとの疫学調査の結果が報告されています。
2)米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群において、卵巣がんになる危険性がプラセボ使用群と比較して有意ではないが高い傾向がみられたとの報告があります。
・HRTと胆のう疾患の危険性 
米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤使用群において、胆のう疾患になる危険性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。並行して行なわれた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独使用群では、胆のう疾患になる危険性がプラセボ使用群と比較して有意に高くなるとの報告があります。
・卵胞ホルモン剤使用と乳がん発生との因果関係についてはいまだ明らかではありませんが、使用期間と相関性があることを示唆する疫学調査の結果が報告されています。
・卵胞ホルモン剤の長期使用により、肝腫瘍が発生したとの報告があります。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、状態を観察しながら慎重に使用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は使用しないでください。

授乳中の人は使用しないでください。