アロー・シンバ (シンバスタチン) 40mg 90錠

1460 円!! 肝臓でのコレステロール合成の抑制作用と血中の悪玉コレステロール取り込み作用を持つ高脂血症治療薬。

Arrow-Simva (Simvastatin) - 40mg (90 Tablets)

■ 90錠

1460 円

【現在、在庫切れとなっています】


 

有効成分

シンバスタチン(Simvastatin)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Arrow Pharmaceuticals Ltd.

使用量

下記の服用量はあくまでも目安です。 
正確な服用量は年齢や症状によって異なる為、医師の指示に従うようにしてください。

通常1日1回10-80mgを夜に食事と関係なく服用します。 
服用量の調整が必要であれば、少なくとも4週間の間隔をあけて80mgまでの増量が可能とされています。

【冠動脈疾患の危険性のある患者や冠動脈疾患を患っている患者における使用】 
糖尿病、脳卒中やそのほかの脳血管疾患の既往歴のある患者、末梢血管障害のある患者など、(高脂血症の有無に関わらず)冠動脈疾患を引き起こす可能性の高い患者や、既に冠動脈疾患を患っている患者においては、1日1回40mgの服用から開始することが適切とされています。
薬物療法は運動、食事療法と並行して行うことができます。

【上記以外の高脂血症の治療】
通常1日1回1日20mgの服用から開始することが適切とされています。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の大幅減少(45%以上)が必要な患者においては、1日1回40mgの服用からの開始が、それ以下のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)減少が必要とされている患者においては、1日1回10mgの服用からの開始が可能とされています。
必要であれば、前述に従って服用量の調整を随時行ってください。

・患者はシンバスタチンによる治療の開始前から低コレステロール食事療法を開始し、シンバスタチンによる薬物治療と食事療法の併用を行ってください。

【ホモ型家族性高コレステロール血症の治療】
1日40mgの服用か1日80mgを3回に分けて服用します。
分割して服用する際には、朝と昼にそれぞれ20mg、夜に40mgを服用してください。

可能であれば、他の脂質低下治療薬(LDLアフェレーシスなど)との併用が好ましいとされています。

【他の脂質異常症治療薬による治療と並行してシンバスタチンによる治療を行う場合】
シクロスポリン、ダナゾール、ゲムフィブロジルなどのフィブラート系薬剤(ただしフェノフィブラートを除く)や、ナイアシン(1日1g以下)と併用される場合のシンバスタチンの1日の服用量は10mgを超えてはならないとされています。
もし、シンバスタチチンをアミオダロンやベラパミルと併用される場合には、シンバスタチンの1日の服用量は20mgを肥えてはならないとされています。


商品詳細

アロー・シンバ40mgはシンバスタチンを主成分とする高脂血症治療薬で、体内で代謝を受けてから薬作用を起こすプロドラッグです。

高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪といった脂質が異常に多い状態のことで、動脈硬化を引き起こし狭心症や心筋梗塞などの心臓病や脳血栓、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの原因となります。

一般にコレステロールと聞くとあまりいい印象がありませんが、実際は外部から細胞内部を守る「細胞膜」を構成しており、またホルモンや食物脂肪の消化を助ける原料としても不可欠な物質です。 
コレステロールには通常「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールと、「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールがあります。 
厳密にはLDL、HDLはコレステロールではなくコレステロールを運ぶ物質ですが、前者はコレステロールを細胞へ、後者は血液中に余っているコレステロールを回収して肝臓に運ぶ役割をしています。 
通常はこのバランスが保たれているため何の問題も起こりませんが、加齢や高血圧、肥満、更年期などの原因で悪玉が増え過ぎると血液中にコレステロールが余って酸化し、さらに中性脂肪などの脂質が血管の内側にたまることによって血管が狭くなり、動脈硬化の原因となります。

アロー・シンバ40mgの有効成分であるシンバスタチンは、体内で吸収された後で活性型に変化します。そして肝臓でのコレステロール合成を阻害し、LDL受容体の活性を増強させて血液中からLDLの取り込みを増加させることによってコレステロールを低下させる働きをします。

臨床試験によると、シンバスタチンを含むスタンチン系の薬を高脂血症の人が服用した場合、心筋梗塞などのリスクが約3%減少するとの結果が出ています。 
特に狭心症や心筋梗塞が既に発症している人や、高血圧や糖尿病のある人に対しての効果は高いと言われています。


副作用

アロー・シンバ40mgを服用すると、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用 
上部呼吸器感染、頭痛、腹痛、便秘、悪心・吐き気、下痢、じんましん、消化不良、鼓腸、無力症、かゆみ、脱毛症、皮膚の変調(結節、変色、乾燥・べたつきなど)、めまい、筋けいれん、筋肉痛、すい炎、記憶障害、知覚障害、末梢神経障害、嘔吐、貧血、横紋筋融解症、肝臓炎、黄だん、肝不全、抑うつ症など

・極稀に起こる重篤な副作用 
過敏症、血管性浮腫、紅斑性狼瘡症候群、リウマチ性多発筋痛、皮膚筋炎、脈管炎、紫斑、血小板減少症、白血球減少症、溶血性貧血、抗核抗体陽性、赤沈亢進、好酸球増加症、関節炎、関節痛、じんましん、無力症、光線過敏症、発熱、悪寒、顔面紅潮、不快感、呼吸困難、中毒性表皮剥離症、多形性紅斑、スティーブンス・ジョンソン症候群など


特別な注意

以下の場合、アロー・シンバ40mgを絶対に服用しないでください。 
・アロー・シンバ40mgの成分に対して過敏症の既往歴がある人 
・肝トランスアミナーゼ値の異常な継続的上昇を伴う活動性肝炎の人 
・イトラコナゾール、ミコナゾール、アタザナビル、メシル酸サキナビルを服用中の人 
・妊婦・産婦・授乳婦

アロー・シンバ40mg服用中は以下の症状が出ることがあります。 
・筋肉痛、筋肉疾患 
・通常上限の10倍以上のクレアチンキナーゼを伴う圧痛または脱力 
・筋肉痛に続き、横紋筋融解症を伴う/伴わない急性腎不全 
・まれなケースとして死亡 
・血清トランスアミナーゼの継続的上昇

アロー・シンバ40mgによる治療を開始する前または必要に応じて、肝臓機能検査を受けることが好ましいとされています。

アルコールを大量に摂取する人、肝疾患の既往歴がある人は、服用に充分注意してください。 
横紋筋融解症の発現や肝障害の悪化などが起こることがあります。

腎障害または既往歴のある人は、服用に充分注意してください。

甲状腺機能低下症の人、遺伝性の筋疾患またはその家族歴のある人、薬剤性の筋障害の既往歴のある人は服用に充分注意してください。

ほかの脂質異常症治療薬と一緒に服用すると血清トランスアミナーゼが緩やかに上昇することがありますが、これはアロー・シンバを服用するとすぐに起こる症状で、一時的なものであり、特に治療は必要ありません。