アルダクトン25(スピロノラクトン)25mg(15錠入)

370 円!! 体内の余剰な水分を体外に排出するカリウム保持性利尿剤。高血圧、心不全、浮腫等の治療に有効。

Aldactone (Spironolactone) - 25mg (15 Tablets)

■ 15錠

370 円


ご注文数量 単価
2 以上 350 円
6 以上 330 円
   

数 量 :   


 

有効成分

スピロノラクトン(Spironolactone)

 

製造国

インド

 

製造元

RPG Life Sciences

使用量

●本態性高血圧 
1日50-100mgを1回、或いは2回に分けて服用します。 
2週間毎に服用量を増加することができ、服用限度は200mgです。

●心不全
最初は1日100mgを1回、或いは2回に分けて服用します。 
重度の心不全においては服用量を1日200mgまで徐々に増やすことができます。 
症状を維持するためには1日25-200mgを服用します。

●肝硬変
ナトリウム:カリウム>1の場合 
1日100mgを1回、或いは2回に分けて服用します。 
ナトリウム:カリウム<1の場合 
1日200-400mgを1回、或いは2回に分けて服用します。

●ネフローゼ症候群
通常1日100-200mgを1回、或いは2回に分けて服用します。

●突発性浮腫 
1日100mgを1回、或いは2回に分けて服用します。

●悪性高血圧 
最初は1日100mgを1回、或いは2回に分けて服用します。 
2週間毎に服用量を増加することができ、服用限度は400mgです。

●原発性アルドステロン症
<短期診断法> 1日400mgを1回、或いは2回に分けての服用を4日継続します。 
<長期診断法> 1日400mgを1回、或いは2回に分けての服用を3-4週間継続します。

●術前短期治療
1日100-400mgを1回、或いは2回に分けて服用します。

●長期治療
医師の指示に従ってください。

●多毛症
50-200mgを数回に分けて継続/サイクルで服用します。

1日1回服用の場合は朝食と共に服用してください。 2回服用の場合は午後に残りの分を服用するようにしてください。


商品詳細

アルダクトン25はカリウム保持性利尿剤です。遠位尿細管のアルドステロン依存症ナトリウム-カリウム交換部位でナトリウムや水の排泄を促進する一方カリウムの排泄を抑制し、主に高血圧、原発性アルドステロン症(例:副腎腺種、両側の副腎の肥大)や続発性アルドステロン症に関連した心機能障害、肝硬変、ネフローゼ症候群、重度の腹水症等の治療に使用されています。

人間の体の約60%は細胞内液や血漿などの体液です。 
体液は水に溶けて電気を通すミネラルイオンである電解質と、そうではない非電解質がバランスを保って存在し、そのうちの電解質にはナトリウム、カリウム、カルシウム、クロール等が含まれています。 
ナトリウムは体の水分調節、カリウムは筋肉の収縮やエネルギー代謝、カルシウムは骨や歯の形成、クロールは酵素の供給などの生体維持のために必要不可欠な役割を担っています。 
特にナトリウムとカリウムは相互に関連の深いミネラルイオンで、ナトリウムの血圧上昇作用に対して、カリウムには血圧降下作用があるといわれており、この2つのミネラルイオンのバランスによって平常な血圧を保つことができると言われています。

アルドステロンは体内のナトリウムが不足した時にナトリウムの再吸収を助ける副腎皮質ホルモンの一つです。 
アルドステロンは末梢尿細管や腎臓の尿を造っているネフロンという管状の構造の集合細尿管の鉱質コルチコイド受容体に働きかけ、細胞膜のカリウムや塩に対する浸透性を高めます。 
また細胞内からナトリウムイオンを汲みだしてカリウムイオンを取り込むナトリウム-カリウムポンプという機能を活性化させ、ナトリウムと水の血液中への再吸収とカリウムイオンの尿中排泄の作用を促進します。 
ただしナトリウムは水と共に移動する性質があるため、過剰なナトリウムの血液内への再吸収は血液の量を増加させ、結果として高血圧につながってしまいます。

アルダクトン25の有効成分であるスピリノラクトンはアルドステロンとよく似た構造をした物質で、アルドステロン受容体であるミネラルコルチコイド受容体に結合することによってアルドステロンのナトリウムイオンの血中への再吸収作用を妨げます。 
スピロノラクトンの作用によって再吸収を阻害されたナトリウムイオンと水は腎臓に溜められ、尿となって排泄されます。 
つまり、ナトリウムイオンと共に過剰な水分が尿となって体外へ出るために血液の量が減少し、血圧が下がるという仕組みになっています。

アルドステロンは副腎以外の心臓や血管でも生成され、鉱質コルチコイド受容体は腎臓以外の心臓、血管壁、脳などにも存在しています。 
これらのアルドステロンは、NADHオキシターゼという酸化酵素を発現させ活性酸素種の生成を亢進させます。 
過剰な活性酸素種によって生体を構成している核酸、たんぱく質、脂質などが酸化させられ、本来の機能を果たすことができなくなるために(酸化ストレス)、血管や臓器の線維化(硬化)を引き起こし、心不全や肝硬変などのが症状が増悪するといわれています。

アルダクトン25は腎臓以外に存在する受容体に結合して活性酸素種の生成を抑制します。 
活性酸素種の抑制によって細胞機能低下をもたらす酸化ストレスの軽減作用や、血管内細胞機能の改善作用を発揮し、腎保護作用や、肝硬変、心不全といった疾患にも有効と言われています。

さらにスピロノラクトンはミネラルコルチコイド受容体だけでなく、アンドロゲン受容体にも競合的に結合し、アンドロゲン本来の機能を阻害する抗アンドロゲン作用、つまり男性化障害、を発揮することが知られています。 
アンドロゲンとは男性ホルモンの名称で、テストステロン、ジヒドロテストステロン(DHT)、デヒドロエピアンドステロン(DHEA)、アンドロステロン、アンドロステンジオンなどがあり、男生殖器の発育、機能や第二次性徴(いわゆる男らしさ)を促進しますが、女性の卵巣や副腎でも生成され、それらの増加は女性の男性型のひげや下肢の濃く太い毛等を特徴とする多毛症やにきびの原因ともなっています。

スピロノラクトンの抗アンドロゲン作用は女性の多毛症やニキビの治療薬としてとして応用使用されています。 
また、男性の脱毛症の原因と言われているジヒドロテストステロン(DHT)を抑制する作用があるため発毛、増毛剤としても使用されています。


副作用

アルダクトン25を使用した場合、以下の副作用が現れることがあります。 
●主な副作用
頭痛、目眩、傾眠、運動失調症、混乱、嘔吐、下痢、腹痛、胃炎、消化管潰瘍、消化管出血、無顆粒球症、低ナトリウム血症、高クロール性代謝性酸血症、高カリウム血症、発疹、かゆみ、女性化乳房、月経不順、貧血、閉経後の出血、勃起不全、乳がん、声が低くなる、薬物性発熱


特別な注意

アルダクトン25に使用されている成分に過敏症の方はアルダクトン25の使用はしないでください。

無尿の方、急性、或いは慢性の腎機能不全の方は腎機能の更なる悪化、高カリウム血症の誘発などの危険性がありますのでアルダクトン25の使用を避けてください。 
高カリウム血症を患っている方は、症状を増悪させる恐れがありますのでアルダクトン25の使用を避けてください。

アルドステロン分泌低下によるカリウム排泄障害疾患であるアジソン病を患っている方は高カリウム血症を引き起こす可能性がアルダクトン25の使用はお避け下さい。

心疾患のある高齢者、重篤な冠硬化症、脳動脈硬化症を患ってる方はアルダクトン25の急激な利尿作用による血漿量の減少によって血液濃縮、血栓塞栓症を誘発する恐れがあります。

高齢者、及び衰弱している方におけるアルダクトン25の使用は脱水、低血圧、目眩、湿疹、脳梗塞、血栓塞栓症等を引き起こす可能性があります。

肝障害を患っている方はアルダクトン25の使用によって、高カリウム血症を引き起こす可能性があります。

減塩療法をしている方はアルダクトン25の使用によって脱水症状や低ナトリウム血症等を引き起こす可能性があります。

妊婦、妊娠の可能性のある方に対するアルダクトン25の安全性は確認されていません。医師によって薬効が危険性を上回ると判断した場合のみ使用するようにしてください。

スピロノラクトンは母乳に移行することがありますので、授乳中の方はアルダクトン25の使用を避けてください。

乳幼児におけるアルダクトン25の使用は電解質異常を引き起こす危険性があります。


 


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただき、ご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし、当商品についてよく理解した上で、適量をご自分の責任において使用してください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が生じたとしても、用量にかかわらず救済対象とはならず、その制度からの保障を受けることはできません。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましても、当店ではお返事できませんので、悪しからずご了承ください。