ロキサミン(塩酸パロキセチン)20mg(90錠)

2010 円!! パキシルのジェネリック
パニック障害、強迫性障害、不安障害、心的外傷後ストレス障害などに有効なSSRI。

Loxamine (Paroxetine) - 20mg (90 Tablets)

■ 90錠

2010 円

申し訳ございません、こちら入荷未定商品となっております。


 

有効成分

塩酸パロキセチン水和物(Paroxetine Hydrochloride Hydrate)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Mylan

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●大うつ病エピソード
通常、1日20mgを経口服用します。
一般的に服用開始後1週間から改善がみられますが、明らかな改善は2週間目からです。
必要に応じて、服用開始後3-4週間内に服用量の調節を行ない、臨床的適用量を決定してください。
20mgで効果見られない場合は、症状を観察しながら10mgずつ徐々に増量していきますが、最大服用量は1日50mgとします。
症状が見られなくなるまで、最低でも6ヵ月服用します。

●強迫性障害(OCD) 
通常、1日40mgを経口服用します。
1日20mgから服用を開始し、徐々に10mg単位で推奨服用量まで増量していきます。
推奨服用量服用後、数週間しても効果が現れない場合は、症状に応じて徐々に1日最大60mgまで増量することができます。
症状が見られなくなるまで、最低でも数ヵ月以上服用します。

●パニック障害
通常、1日40mgを経口服用します。
1日10mgから服用を開始し、徐々に10mg単位で推奨服用量まで増量していきます。
治療開始初期に出現しうるパニック障害症状の潜在的悪化を最小限に抑えるためにも、最低初期服用量の服用が推奨されています。
推奨服用量服用後、数週間しても効果が現れない場合は、症状に応じて徐々に1日最大60mgまで増量することができます。
症状が見られなくなるまで、最低でも数ヵ月以上服用します。

●社会不安障害/社会恐怖症
通常、1日20mgを経口服用します。
推奨服用量服用後、数週間しても効果が現れない場合は、症状に応じて1日最大50mgまで、10mgずつ徐々に増量することができます。
長期服用する場合は、定期的に服用量の見直しをしてください。

●全般性不安障害
通常、1日20mgを経口服用します。
推奨服用量服用後、数週間しても効果が現れない場合は、症状に応じて1日最大50mgまで、10mgずつ徐々に増量することができます。
長期服用する場合は、定期的に服用量の見直しをしてください。

●心的外傷後ストレス障害
通常、1日20mgを経口服用します。
推奨服用量服用後、数週間しても効果が現れない場合は、症状に応じて1日最大50mgまで、10mgずつ徐々に増量することができます。
長期服用する場合は、定期的に服用量の見直しをしてください。

●高齢者
服用量については通常の成人と同様で問題ありませんが、1日の最大服用量が40mgを超えないようにしてください。

●17歳以下の人
安全性が確立していないため、絶対に服用しないでください。


商品詳細

ロキサミン20mgは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に属する抗うつ薬で、主にうつ病、うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害などの症状改善に使用されます。

うつ症状は、気分の落ち込み、意欲低下、不安などの精神的な症状や、睡眠障害、全身倦怠感、疲労感といった身体的症状をきたし、日常生活に少なくとも6ヵ月以上の影響を与える状態です。
厚生労働省の報告によると、日本では約15人に1人がうつ病を経験しており、また別の調査では6人に1人がうつ病にかかるという結果が出ています。さらに、2007年の日本国内での自殺者約3万3000人のうち、約18%がうつ病が原因・動機とみられ、その大部分が40-60歳であったとの報告もあります。

うつ病の原因は詳しく解明されていませんが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量によって精神状態や気分の高低が左右されるというモノアミン仮説(アミン仮説)が有力です。
モノアミンのうち、ノルアドレナリンは脳を覚醒、活性化させ、集中力ややる気を高める働きをし、セロトニンはほかの神経系に抑止的に働きかけることにより、過剰な興奮や衝動、抑うつ感の軽減や心を安定させる作用を持つ神経伝達物質です。
脳内で分泌されたモノアミンは、神経細胞終末にあるシナプスと呼ばれる神経細胞結合部から放出された後、それぞれの情報の受け手である受容体と結合して情報を伝達しますが、しかし実際にはその大半が受容体と結合せずに、トランスポーターと呼ばれる輸送体から再利用のために神経細胞内に取り込まれ、その後はその神経伝達能力を終焉させられてしまうため、結果として脳内のノルアドレナリンやセロトニンの濃度が減少します。 

このような、脳内のセロトニンの減少により起こる不安、落ち込み、焦燥感といった気分障害および、ノルアドレナリンの減少が引き起こす気分や行動力の減退を防ぐ薬が、ロキサミン20mgです。 
ロキサミン20mgの有効成分のパロキセチンは、数ある抗うつ剤の中でも選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に属します。SSRIは、セロトニンを取り込むトランスポーターだけに結合し、その吸収を阻害する作用を発揮するのが特長です。これにより放出されたセロトニンの濃度を上昇させ、その作用を増長、増強するために、うつ病の症状の改善が期待できます。

またパロキセチンはほかのSSRIや三環系抗うつ剤よりもセロトニン取り込み阻害作用が強く、不安を抑える作用が強いことから、抑うつ症状以外にも強迫性障害、パニック障害、社会恐怖、外傷後ストレス障害などのほか、月経前不機嫌性障害、摂食障害、慢性疼痛の治療にも使用されることもあります。


副作用

ロキサミン20mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
倦怠(感)、ほてり、無力症、疲労、傾眠、めまい、頭痛、不眠、ふるえ、神経過敏、知覚減退、感情鈍麻、そう病反応、錐体外路障害、緊張亢進、あくび、アカシジア、激越、離人症、失神、異常な夢(悪夢を含む)、レストレスレッグス症候群、吐き気、便秘、食欲不振、腹痛、口渇、嘔吐、下痢、消化不良、心悸亢進、一過性の血圧上昇または低下、起立性低血圧、頻脈、発疹、そう痒、じんましん、血管浮腫、紅斑性発疹、光線過敏症、白血球増多または減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値増加または減少、異常出血(皮下溢血、紫斑、胃腸出血など)、赤血球減少、血小板減少症、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、ウロビリノーゲン陽性、尿沈渣(赤血球、白血球)、BUN上昇、尿たんぱく、性機能異常(射精遅延、勃起障害など)、発汗、総コレステロール上昇、排尿困難、体重増加、尿閉、血清カリウム上昇、総たんぱく減少、霧視、尿失禁、視力異常、乳汁漏出、末梢性浮腫、散瞳、急性緑内障、高プロラクチン血症

●極稀に起こる重篤な副作用
セロトニン症候群、悪性症候群、錯乱、幻覚、せん妄、けいれん、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョーンズ症候群)、多形紅斑、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、重篤な肝機能障害(肝不全、肝壊死、肝炎、黄だんなど)