レボリッド (塩酸レボセチリジン) 5mg 10錠 

400 円!! ザイザルのジェネリック薬
通年性および季節性アレルギー性鼻炎、慢性特発性じんましん、動物アレルギーの諸症状の緩和に有効。

Levorid (Levocetirizine) - 5mg (10 Tablets)

■ 10錠

400 円


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有効成分

レボセチリジン(Levocetirizine)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

使用量

通常、成人は1日1錠を就寝前に経口服用してください。
年齢や症状により適宜増減しますが、1日の最大服用量は5mgとします。

通常、6-11歳の人は1日2.5mg、12歳以上の人は1日5mgを就寝前に経口服用します。
年齢や症状により適宜増減しますが、1日の最大服用量は5mgとします。

※当商品の製造元による1日の最大服用量は5mgとされていますが、日本で販売されている同一成分の商品においては、1日の最大服用量は10mgとされています。


商品詳細

レボリッド5mgは、通年性および季節性アレルギー性鼻炎、慢性特発性じんましんの治療薬です。また動物によってもたらされる動物アレルギーの諸症状の改善にも広く使われています。

アレルギー性鼻炎は、アレルギーの原因となる花粉、ハウスダダスト、かび類、小麦粉などの抗原(アレルゲン)を鼻や口から吸い込むことで、鼻の粘膜がこれらの異物を排除しようと過剰に反応して起こるさまざまな症状です。くしゃみ、鼻水(水性鼻漏)、鼻づまり(鼻閉)がアレルギー性鼻炎の三大症状で、このような症状が一年中現われるのを「通年性アレルギー鼻炎」、またある季節にだけ症状が現われるのを「季節性アレルギー鼻炎」と言い、花粉症もこの仲間に含まれます。治療方法には、外科手術、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを使用した薬物治療などがあります。

また、これといった原因がないのに毎日のように繰り返し現われるじんましんを「特発性じんましん」と言いますが、これが1ヵ月以上続く状態が慢性特発性じんましんです。感染、食べ物、疲労、特定の薬剤などが主な原因と考えられ、また上気道感染との関連性が認められることもあります。慢性特発性じんましんの治療の根本は、まず可能な限りじんましんの原因を追及し、治療をすることですが、一般的にはヒスタミンH1受容体拮抗薬の服用が推奨されています。

動物アレルギーとは主にペットをはじめとした動物の毛、ふけ、皮脂腺からの分泌物、羽、唾液、尿などへの接触や接近によって誘発されるくしゃみ、鼻水、目の痒みや赤み、涙目、顔の腫れ、呼吸困難などの症状を指します。近年の「ペットブーム」によるペットの飼育総数の増加や、住宅事情などによる室内での飼育、そして「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」として家族同然としてペットを扱うなど、ペットと人間がより密接に生活するようになっているという現状から、年々増加傾向にあるアレルギー症状です。アレルギー治療の基本はアレルゲンとなる物質を避けることですが、飼っているペットによる動物アレルギーの場合は発症したからといってすぐにペットを手放すというわけにはいきません。そのため、アレルギーを発症させないよう、ペットや部屋を清潔に保つ、症状を悪化させないよう自身の健康を保つ、発症した場合にはアレルギー薬などによって症状を効果的に改善するといった処置が必要となります。

アレルギーの諸症状やかゆみは、ヒスタミンという化学物質が受容体と呼ばれる受け皿と結びつくことで起こります。レボリッド5mgの有効成分である塩酸レボセチリジンは、アセチルコリン受容体、アドレナリン受容体、セロトニン受容体などへの結合親和性が低い反面で、ヒスタミンH1受容体に対して強力な拮抗作用を持ち、その働きを阻害するヒドロキシジン塩酸塩の主要代謝物です。また、第1世代の抗ヒスタミン薬の多くで問題になっていた錯乱、眼のかすみ、便秘、口の渇きなどの抗コリン作用などに基づく副作用が少ないのが特長です。さらに、血液-脳関門の通過性が低いために中枢への影響も少ないとされ、効き目が速く、1日1回の服用で長時間にわたって症状軽減効果を得ることができます。

塩酸レボセチリジンの活性本体である塩酸セチリジンは、日本では『ジルテック』の名前でアレルギー性鼻炎、じんましんなどの治療薬として1998年に発売されていますが、塩酸レボセチリジンはこのうちより強い生理活性作用を持つ部分のみを光学分割したものです。セチリジンの半量でセチリジンと同等の抗アレルギー効果があることが確認され、また副作用の可能性の高い部分を含まないために、セチリジンと比べて副作用が少ないとされています。塩酸レボセチリジンは、2010年5月までに世界93ヵ国でアレルギー性鼻炎および慢性特発性じんましんを適応症に承認されており、また日本では2010年10月に製造販売の承認を受けました。


副作用

レボリッド5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
眠気、倦怠感、頭痛、頭重感、ふらふら感、しびれ感、めまい、浮遊感、不眠、ふるえ、抑うつ、激越、攻撃性、傾眠、疲労、無力症、睡眠障害、錯覚感、幻覚、口渇、嘔気、食欲不振、胃不快感、下痢、消化不良、腹痛、腹部不快感、胃痛、口唇炎、便秘、口唇乾燥感、嘔吐、味覚異常、口内炎、腹部膨満感、動悸、血圧上昇、不整脈(房室ブロック、期外収縮、頻脈、発作性上室性頻拍、心房細動)、好酸球増多、好中球減少、リンパ球増多、白血球増多、白血球減少、単球増多、血小板増加、血小板減少、発疹、じんましん、むくみ、かぶれ、そう痒感、血管浮腫、多形紅斑、薬疹、結膜充血、霧視、視覚障害、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、尿たんぱく、BUN上昇、尿糖、ウロピリノーゲンの異常、頻尿、血尿、排尿困難、耳鳴、月経異常、胸痛、ほてり、息苦しさ、関節痛、手足のこわばり、嗅覚異常、鼻出血、脱毛、せき、体重増加、筋肉痛、呼吸困難

●極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状、けいれん、肝機能障害、黄だん、血小板減少


特別な注意

以下の場合、レボリッド5mgを絶対に服用しないでください。
・レボリッド5mgの成分またはピペラジン誘導体(セチリジン、ヒドロキシジンを含む)に対し過敏症の既往歴のある人
・重度の腎障害(クレアチニンクリアランス10ml/分未満)のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。

【慎重服用】
・腎障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・肝障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・高齢者: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往歴のある人: けいれんを発現するそれおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・眠気を催すことがあるので、レボリッド5mgを服用中の場合、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないようにしてください。
・レボリッド5mgを季節性の人が服用する場合は、好発季節を考えて、その直前から服用を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましいとされています。
・レボリッド5mgの服用により効果が認められない場合は、漫然と長期にわたり服用しないように注意してください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・腎障害の人では、血中濃度半減期の延長が認められ、血中濃度が増大するため、クレアチニンクリアランスに応じて服用量の調節が必要です。
・クレアチニンクリアランスが10ml/分未満の人は服用しないでください。
レボリッド5mgは主として腎臓から排泄されますが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、低用量から服用を開始するなど慎重に服用してください。また異常が認められた場合は、減量または休薬するなど適切な処置を行なってください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

授乳中の人は、レボリッド5mgの服用中は授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児、乳幼児に対する安全性は確立していません。

レボリッド5mgは、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3-5日前からレボリッド5mgの服用を中止することが望ましいとされています。