ブプロン・エス・アール(塩酸ブプロピオン)150mg 10錠 ザイバン、ウェルバトリンのジェネリック薬

830 円!! ザイバン、ウェルバトリンのジェネリック
喫煙に対する欲求を減少させ、無理のない禁煙を実現。ニコチンを含まないため、リバウンドによる禁煙も起こりにくい。

Bupron SR (Bupropion Hydrochloride) - 150mg (10 Tablets)

■ 10錠

830 円


ご注文数量 単価
2 以上 760 円
   

数 量 :   


 

有効成分

バプロピオン(ブプロピオン)塩化水素(Bupropion hydrochloride)

 

製造国

インド

 

製造元

Sun Pharmaceutical Ind.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●第1週目
ブプロン・エス・アール150mg服用中も喫煙しているのが望ましいとされています。
第1-6日目: 1日1回1錠を服用します。
第7日目: 1回1錠を1日2回服用します。少なくとも8時間以上の間隔をあけ、睡眠間際の服用は避けてください。

●第2週目
1回1錠を1日2回服用します。
この週の間に禁煙を開始します。

●第3-9週目
1回1錠1日2回服用を最大9週目まで継続します
第7週目以降も禁煙できない場合は、服用を中断してください。
その場合、9週目にかけて徐々に服用量を減量します。


商品詳細

ブプロン・エス・アール150mgは、ニコチンを含まない経口禁煙補助剤です。喫煙に対する欲求が自然と減少するため、大部分の人の場合では、禁煙のモチベーションが低くても比較的無理なく喫煙本数を減らすことができます。

ブプロン・エス・アール150mg服用による喫煙意欲減退効果は、本来は抗うつ薬として研究・販売されていた有効成分のブプロピオンの作用に由来すると考えられています。抗うつ薬としてのブプロピオンはラセミ化合物の混合物で、タイプとしてはノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬(NDRI)です。ノルアドレナリントランスポーターおよびドーパミントランスポーターに結合し、脳内におけるノルアドレナリンおよびドパミンの再取込みを阻害することで脳内のドパミンを増加させ、意欲を賦活させることで抗うつ作用を示すことが知られています。
ノルアドレナリンは意欲、不安、恐怖などと深い関係がある神経伝達物質で、不足すると無気力、無関心、意欲の低下を引き起こすと言われ、またドパミンは受容体と呼ばれるタンパク質と結合することによって、運動やホルモン、意欲、学習、動機などを調節する働きを持つ脳内神経伝達物質です。
ブプロピオンはアメリカ食品医薬品局(FDA)から1985年に抗うつ薬としての認可を受けて発売されていましたが、著しい確率で発作が出現したために翌年には使用が停止されています。この発作は用量に依存して起こることが解明されたため、1日における服用量を減量したことで、再度FDAに発売を認可されたという経緯があります。
そのため、てんかんを持つ人のほかにも、発作閾値を低下させるおそれのある「アルコールやベンゾジアゼピンを含む抗不安薬の急な服用中止を行っている人」、拒食症、過食症、脳腫瘍のある人では服用すべきでないとされています。さらにMAOI(モノアミン酸化酵素阻害薬)を服用している人の使用も避けることが望ましく、MAOIからブプロピオンに切り替える場合には最低2週間の間を空けることが推奨されています。このほか、自殺念慮リスクが増加するため肝障害、重篤な腎疾患、重度の高血圧を持つ人や小児、思春期、青年期、若年成人は、充分注意して使用する必要があります。

一方、禁煙補助剤としてブプロピオンの詳しい作用機序はわかっていませんが、禁煙を失敗させたり、禁煙後に喫煙を再発させたりする主な原因となる「気分の落ち込み」を回避する目的で使用されます。また服用により喫煙に対する欲求が減退するため、喫煙本数が自然に減るとの報告もあります
禁煙のための薬物療法では、たばこの離脱症状を緩和することに重点が置かれ、ニコチン置換薬と非ニコチン置換薬の2種類が使用されますが、ブプロン・エス・アール150mgはこのうちニコチンを含まない非ニコチン置換薬に属します。有効成分の塩酸ブプロピオンは抗うつ薬の徐放性製剤で、米国食品医薬品局(FDA)に禁煙用として初めて認可された非NRT製剤でもあり、米国の『臨床ガイドライン:喫煙と依存症の治療』に第一選択薬としても挙げられています。

薬剤の血中濃度が安定するには約5日以上かかるため、喫煙者は禁煙日の1週間ほど前から使い始めるとよいとされています。また、ブプロピオンとニコチンパッチを併用すると、いずれか片方だけを用いた場合より効果が上がることが実証されていますが、今のところそれらを併用する使用法は提示されていません。


副作用

ブプロン・エス・アール150mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
じんましん、過敏性反応(血管性浮腫、呼吸困難、気管支けいれん、アナフィラキシー性ショックなど)、関節痛、筋肉痛、発熱、発疹、食欲不振、血糖障害、不眠症、うつ、興奮、不安感、精神錯乱、易刺激性、敵意、幻覚、離人症、異常夢(悪夢など)、妄想、妄想様観念、情動不安、攻撃性、自殺念慮、自殺企図、精神病、ふるえ、集中力欠如、頭痛、めまい、味覚障害、発作、ジストニア、運動失調、パーキンソニズム、協調運動失調、記憶障害、知覚障害、失神、視覚障害、耳鳴、頻脈、心悸亢進、血圧上昇、ほてり、血管拡張、起立性低血圧、口渇、胃腸障害(吐き気、嘔吐、腹痛、便秘など)、肝酵素亢進、黄だん、肝炎、そう痒、発汗、乾癬悪化、けいれん、頻尿、尿閉、胸痛、無力症

●極稀に起こる重篤な副作用
多形性紅斑、スティーブン・ジョーンズ症候群


特別な注意

以下の場合、ブプロン・エス・アール150mgを絶対に服用しないでください。
・ブプロン・エス・アール150mgの成分に過敏症の既往歴のある人
・発作持ちの人、または発作の既往歴のある人
・中枢神経系(CNS)腫瘍のある人
・何らかの治療中の人、アルコール濫用、発作を起こすリスクのある薬物(特にベンゾジアゼピン、ベンゾジアゼピン類似薬)中止による禁断症状のある人
・過去に神経性無食欲症または過食症の診断を受けたことのある人
・重篤な肝硬変のある人
・モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)を服用している人。MAOI阻害薬を服用していた人がブプロン・エス・アール150mgに切り替える場合、服用を中止してから最低でも14日以上の間隔をあけてください。反対にブプロン・エス・アール150mgからMAOI阻害薬に切り替える場合は24時間以上の間隔をあけてください。
・双極性障害の既往歴のある人。うつ状態中に、そう病エピソードが突発するおそれがあります。
・ブプロピオンを含有するほかの薬剤を服用中の人。発作はブプロピオンの服用量に比例するとされています。

【服用上の注意】
・以下の場合、ブプロン・エス・アール150mgの服用により発作が起こりやすくなります。服用に際しては医師の指示に従ってください。
1.大量のアルコールを定期的に摂取している人
2.インスリンまたは治療用錠剤を服用している糖尿病の人
3.重篤な頭部損傷を負ったことのある人、または頭部外傷を負ったことのある人
・ブプロン・エス・アール150mgの服用中に発作が起こった場合、ただちに服用を中止して医師の診断を受けてください。

・以下の場合、ブプロン・エス・アール150mgの服用により副作用が起こりやすくなります。服用に際しては少量から開始し、頻繁に検査を受けてください。
1.肝臓または腎臓に疾患のある人
2.65歳以上の高齢者

・過去に精神の疾患を患ったことのある人では、ブプロン・エス・アール150mgの服用により幻覚、妄想、思考障害、極端な感情起伏が起こったとの報告があります。
・禁煙中にうつや自殺念慮、自殺企図を起こすおそれがあります。ブプロン・エス・アール150mgの服用が影響することもあり、特に服用開始後数週間以内に起こることが多いようです。うつや自殺念慮が起こった場合は、ただちに医師の診断を受けてください。
・ブプロン・エス・アール150mgを服用の人で治療が必要な高血圧を引き起こしたとの報告があり、特に禁煙用ニコチンパッチを使用している人に多く発生しているようです。高血圧の人およびニコチンパッチを使用している人は、ブプロン・エス・アール150mgの服用中は毎週血圧検査を行ない、血圧が上昇した場合は服用の中止を考慮してください。
・喫煙は、一部の化学薬品の体内吸収を減少させることがあるため、禁煙後は副作用の発現を抑えるためそれらの薬品を減量してください。
・ブプロン・エス・アール150mgの服用中は、アルコールに対してより敏感になるとされているため、アルコールの摂取を中止するか、最小限の摂取にとどめるようにしてください。ただし現在大量にアルコール摂取している場合、急激な中止により発作のリスクが起こることがあります。

妊娠中または妊娠を計画している人は、ブプロン・エス・アール150mgの服用前に医師または薬剤師に相談してください。

母乳への移行が認められているため、授乳中の人がブプロン・エス・アール150mgを服用する場合は、事前に医師または薬剤師に相談してください。