640 円!! 二次性細菌感染の治療に効果を発揮する外用クリーム。アトピー性湿疹、湿疹性皮膚炎、接触湿疹などに有効。
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Fucibet Cream (Fusidic Acid/Betamethasone) - 2%/0.1% (15g)
■ 15gチューブ
640 円
ご注文数量 |
単価 |
2 以上 |
600 円 |
6 以上 |
570 円 |
11 以上 |
540 円 |
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数 量 :
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有効成分
フシジン酸(Fucidic Acid)
吉草酸ベタメタゾン(Betamethasone Valerate)
製造国
インド
製造元
Ranbaxy
使用量
下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。
使用前後に手をよく洗います。
通常、1日2回(朝と晩)適量を指に取り、患部に軽く擦り込みます。
治療期間は最大2週間までとしますが、医師の指示に従ってください。
一般に数日で効果が出現しますが、7日以上使用しても症状が改善しない場合は使用を中止し、ほかの治療方法について医師と相談してください。
●塗布量の目安(1ユニット=成人の人差し指第一関節分程度)
・成人
顔、首: 2.5ユニット
身体の前面、背面: 7ユニット
片腕(手のひら含まず): 3ユニット
片手の表裏: 1ユニット
片脚(足先含まず): 6ユニット
足先: 2ユニット
・子ども
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顔・首 |
腕・手 |
脚・足先 |
体の前面 |
臀部を含む背面 |
年齢 |
塗布ユニット(大人の人差し指第一関節分程度) |
3-6ヵ月 |
1 |
1 |
1.5 |
1 |
1.5 |
1-2歳 |
1.5 |
1.5 |
2 |
2 |
3 |
3-5歳 |
1.5 |
2 |
3 |
3 |
3.5 |
6-10歳 |
2 |
2.5 |
4.5 |
3.5 |
5 |
商品詳細
フシベット・クリームは、細菌の働きを抑える作用を持つ抗生物質と、皮膚のはれや赤み、かゆみなどの症状を減らすステロイドを含む外用薬で、アトピー性湿疹、乳児湿疹、湿疹性皮膚炎、円板状湿疹、うっ血性湿疹、接触湿疹、脂漏性湿疹など、二次性細菌感染による、または疑われる湿疹性皮膚炎の治療に有効です。
湿疹は皮膚表面の炎症のことで、皮膚炎とほぼ同じ状態です。外来性の刺激、特に接触物質の毒性やアレルギーによって起こる接触皮膚炎(かぶれ)と見た目の区別はつきにくいものの、かぶれが外から皮膚に作用し、その刺激を受けた部位のみが境界のはっきりした病変をつくり、なおかつ強い炎症症状や赤み、水疱などができるほか、ほてり(痛かゆさ)を感じるのに対し、湿疹は強いかゆみを伴い、皮膚が赤くなってブツブツ(丘疹)が出たり、皮膚表面が粗くなるのが特徴で、皮膚病の中ではありふれた症状です。
人間の体は、体内に異物が入り込むと、それを除去しようとして異物に対して攻撃起こす免疫システムが働いており、これによりさまざまな刺激に対する防御反応を行なっています。ところが、何らかの原因でこの免疫システムが過剰に働くと炎症が起こり、人体にとってかえってマイナスとなってしまうことがあります。これがいわゆるアレルギー反応であり、湿疹性皮膚炎の主な発症メカニズムです。代表的な種類として、刺激物による強い刺激作用によって生じる一次刺激性接触皮膚炎、アレルギー反応が原因で起こるアレルギー性接触皮膚炎、皮脂の分泌異常によって発症する脂漏性皮膚炎、既に発症している湿疹が原因の自家感作性皮膚炎、細菌の繁殖で起こる細菌感染症のほか、アトピー体質の人に起こりやすいアトピー性皮膚炎などがあり、炎症の兆候としては発赤、はれ、発疹、疼痛・かゆみなどの症状が現われます。またこれ以外にも、皮膚の許容を超えた刺激物が肌に接することで、皮膚細胞に障害を与え、湿疹・皮膚炎を引き起こす、免疫システムの抗原抗体反応が関与していない非アレルギー性の湿疹・皮膚炎もあります。
治療については、それぞれの症例で対処法も違ってきますが、予防医学的な観点、湿疹の治療の基礎的知見にはかなり共通するものもあり、主にステロイドやプロトピックなどの免疫抑制剤や、抗ヒスタミンなどのかゆみ止めが使用されます。
フシベット・クリームは抗生物質とステロイドを配合した湿疹性皮膚炎の治療薬です。有効成分のひとつであるフシジン酸は、化学構造中にステロイド骨格を持つ特異な抗生物質で、細菌のたんぱく質の合成を阻害することで、その増殖を抑えます。特に黄色ブドウ球菌に強い抗菌作用を示します。 またもうひとつの有効成分であるベタメタゾンは、炎症を鎮めたり、かゆみや痛みを和らげる作用を持つステロイド薬です。適度な強さを持っていますが、患部に直接塗布するタイプであるため、全身性の副作用はほとんどありません。
これら2つの薬理作用により、フシベット・クリームは湿疹性皮膚炎の症状を効率的に改善します。
副作用
フシベット・クリームを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
●主な副作用
皮膚の炎症、灼熱感、そう痒感、湿疹悪化、刺痛、皮膚の赤み、じんましん、乾燥肌、発疹
・ベタメタゾンの副作用として
皮膚の薄化、線条皮膚萎縮、毛嚢炎、体毛成長変化、口囲皮膚炎、皮膚色淡化、緑内障、下垂体・副腎皮質系機能抑制
特別な注意
以下の場合、フシベット・クリームを絶対に使用しないでください。
・フシベット・クリームの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・酒さの治療薬として
・口囲皮膚炎の治療薬として
・細菌が原因による皮膚炎の治療薬として(おでき、吹き出物など)
・ウイルスが原因による皮膚炎の治療薬として(ヘルペス、水痘など)
・真菌が原因による皮膚炎の治療薬として(水虫など)
【使用上の注意】
・眼の周囲に使用する場合は充分に注意してください。目に入った場合、緑内障を引き起こすおそれがあります。
・大量または長期にわたる広範囲の使用は副作用のリスクが上昇するだけでなく、フシベット・クリームに対する皮膚の感受性が高くなるおそれがあります。特に、小児などに対する使用には注意してください。
・顔部に対しては、長期使用を避けてください。萎縮変化が起こるおそれがあります。
・特に医師からの指示がない場合は、開放創、敏感部分(鼻孔、耳、口唇部、生殖器など)には使用しないでください。
・特に医師からの指示がない場合は、薄皮、皮膚潰瘍、破傷静脈、にきびには使用しないでください。
・密封法(ODT)を行なわない場合でも、副腎皮質系機能抑制が起こることがあります。
・細菌感染症が続く場合、全身性化学療法が必要となります。
・フシジン酸使用による耐性菌の出現が報告されています。ほかの抗生物質同様に、長期使用や再使用は耐性菌のリスクを高めるおそれがあります。
・ステロイドと抗生物質の併用療法の効果が出現しない場合、7日以上継続しないでください。
・フシベット・クリームは、接触性皮膚炎などの局所皮膚反応を引き起こすおそれのあるセトステアリルアルコールおよびアレルギー反応を引き起こすおそれのあるクロロクレゾールを含んでいます。
【適用上の注意】
・眼科用に使用しないでください。
・治療以外の目的(化粧下、ひげそり後など)には使用しないように注意してください。
【その他の注意】
●ベタメタゾンとして
・一般に高齢者では副作用が現れやすいので、大量または長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)に際しては特に注意してください。
・妊婦または妊娠している可能性のある人に対しては大量または長期にわたる広範囲の使用を避けてください。
・長期・大量使用または密封法により発育障害をきたすとの報告があり、またおむつは密封法と同様の作用があるので、小児などへの使用には注意してください。