フェリス- S(シュウ酸エスシタロプラム) 20 mg 10錠 レクサプロのジェネリック薬 10錠

1340 円!! レクサプロのジェネリック
うつ病をはじめ、強迫障害、全般性不安障害、社会不安障害などの気分障害などに効果を発揮するSSRI。

Feliz S (Escitalopram Oxalate) - 20mg (10 Tablets)

■ 10錠

1340 円


ご注文数量 単価
2 以上 1270 円
6 以上 1220 円
   

数 量 :   


 

有効成分

シュウ酸エスシタロプラム(Escitalopram oxalate)

 

製造国

インド

 

製造元

Torrent Pharmaceuticals

使用量

フェリス- Sは1日1回、シュウ酸エスシタロプラムとして10mgを経口服用します。 
年齢や症状によって最大で1日20mgまで増量することが可能です。 
食事はフェリスの吸収に影響を与えません。


商品詳細

フェリス- S 20mgはレクサプロ 20mgのジェネリックです。

フェリス- Sは、有効成分にシュウ酸エスシタロプラムを配合した、SSRI(セロトニン再取り込み阻害剤)系の抗うつ剤です。 
シュウ酸エスシタロプラムは、アメリカ、ヨーロッパにおいて許認可され、発売されています。日本では持田製薬が開発中ですが、未だ厚生労働省の許認可には至っていません。

フェリス- Sの有効成分であるシュウ酸エスシタロプラムは、シタロプラムの光学異性体(分子式は異なるが、構造式が異なる)であるS鏡像体のみで構成されているものです。 
抗うつ作用に影響する受容体に対し結合する効果を持っているのはS鏡像体であると言われており、ほかの鏡像体などが存在しない分、効率よく反応することができ、少量での処方で充分な効果が発揮されると考えられています。

これまで、抗うつ剤で実績があったのは、三環系や四環系と呼ばれる第一世代、第二世代の抗うつ剤でした。 
これらの抗うつ剤は非選択性と言われ、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻害作用を持っています。 
そのため副作用が強く、口の渇き・便秘・眠気・起立性低血圧など、患者のQOL(クオリティーオブライフ/生活の質)を損なう可能性がありました。

しかし、第三世代の抗うつ剤として開発されたSSRIは、セロトニンを選択的に阻害するため、効果は従来どおりであるにもかかわらず、第一世代、第二世代の抗うつ剤に比べて副作用がはるかに少ないという画期的な性質を持っています。 
ところがSSRIにも「効果の発現に時間がかかる」という欠点があります。一般的にSSRIなどの選択性抗うつ剤は、服用開始から効果の発現までに2週間程度の時間がかかると言われています。

この問題を解決したのがシュウ酸エスシタロプラムで、SSRIとしての副作用の少なさと、服用後比較的早期に効果が期待できるという点で注目を集めるようになりました。

フェリス- Sの効能としては、うつ病・抑うつ状態・パニック障害・全般性不安障害など従来のSSRIと同じですが、うつ病の再発防止にも効果を発揮します。また、このほかにも、ほかの治療法への依存性を抑制するためにも使用されます。

このように、レクサプロ(シュウ酸エスシタロプラム)は海外で注目を集め、世界での売上高を見ると、2007年度のSSRI系の薬としては1位、抗うつ剤全体の中でも2位(1位はSNRI系のエフェクサー)と、非常に幅広く利用されています。


副作用

フェリス- Sで報告されている副作用は、吐き気、悪心、口の渇き、食欲困難などが一般的なものです。 
基本的にこれらの症状は、服用を継続していくにつれ軽減される傾向にあります。

また、フェリス- Sは一般的にほかの抗うつ剤と比べ、眠気などの副作用が生じる可能性がとても低いことが知られています。

フェリス- Sの重度の副作用として注意しなくてはならないのは、セロトニン症候群で、これはMAO阻害剤との併用によって発現する可能性があり、併用禁忌として注意喚起されています。


特別な注意

フェリス- Sを使用している間、ほかの抗うつ剤との併用は避けてください。

特にフェリス- Sと、塩酸セレギリン(MAO阻害剤:抗うつ剤の一種。副作用が強く、非可逆的作用を持つために現在は抗うつ剤としては使われていませんが、パーキンソン病のために用いられることがある)とを併用すると、セロトニン症候群(セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まり、発汗・全身痙攣・異常高熱などの副作用が発現する)になるおそれがある為ため、それらの併用は禁忌とされています。

またMAO阻害剤を服用後、2週間以内にフェリス- Sを投与することは禁じられています。同様にフェリス- Sの服用を停止してからMAO阻害剤を服用するまでには2週間以上の期間をあける必要があります。

さらに、近年開発された改良品としてRIMA(例えば、オーロリックス(アメリカ)、マネリックス(カナダ)、トリマ(ジェネリック・インド))という、可逆的MAO-A阻害剤がありますが、これもフェリス- Sとの併用は禁忌となっています。

加えて、フェリスとピモジド(商品名:オーラップ)の併用も禁忌とされています。