トレンタール 400 (ペントキシフィリン)400mg 15錠

540 円!! 閉塞性動脈硬化症の治療薬。栄養障害や脳血管障害、変性血管障害を併発する眼部循環障害にも有効。

Trental 400 (Pentoxifylline BP) - 400mg (15 Tablets)

■ 15錠

540 円


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有効成分

ペントキシフィリン(Pentoxifylline BP)

 

製造国

インド

 

製造元

Janssen Ortho LLC

使用量

通常、成人は1回400mgを1日3錠食後に経口服用してください。

効果は2-4週間で現われますが、最低でも8週間以上服用するのが望ましいとされています。


商品詳細

トレンタール400は、動脈硬化性または間欠性跛行や安静時疼痛を伴う糖尿病起因の閉塞性動脈硬化症や、栄養障害(壊疽、下肢潰瘍など)、脳血管障害、変性血管障害を併発する眼部循環障害の治療薬です。

血管の内側の壁にコレステロールなどが付着して血管が硬くなり、血管が狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)した状態を動脈硬化といいます。
血液は体の各臓器に酸素や栄養を送る働きをしているため、動脈硬化が起こるとその先の臓器に障害が起こります。
狭心症や心筋梗塞は心臓の血管、また脳梗塞は脳の血管に動脈硬化が起こることで発生します。

閉塞性動脈硬化症はいわば足の動脈硬化で、下半身に血液を送る大動脈に動脈硬化が起こることで発症します。
主な原因は、喫煙、高血圧、カルシウムの蓄積、血中の脂質増加などのほか、糖尿病の合併症として起こる場合もあり、また閉塞部位によっては、脳血管障害、虚血性心疾患などを引き起こすこともあります。
その症状は病気の進行に従って4段階(分類方法によっては5段階に分けられている場合もあります)に分けられています。
第一段階は症状がいちばん軽く、足の冷えや血行不良による色調の変化などが現われる程度のため、この段階では閉塞性動脈硬化症と気付かないことがほとんどです。
第二段階では間欠(歇)性跛行が認められます。例えば5-10分歩いた後に足にしびれ感、脱力感、痛みなどが起こるため、歩行を中断しなくてはならなくなりますが、しばらく休むと再び歩くことができるようになり、この状態が繰り返し起こります。
この間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症以外にも腰部脊柱環狭窄症が原因で起こることもあります。
さらに症状が進んで第三段階に進むと、今度は安静にしていても痛みを感じる安静時疼痛が起こり、夜もよく眠れなくなったり、刺すような痛みが常に持続するようになります。一般的に、第三段階から外科手術が必要になってきます。
下肢に潰瘍が起こり、末端組織が壊死を起こした状態が第四段階で、この段階ではもはや薬物治療では効力を発揮しないため切断手術が行なわれることになります。
なお、閉塞性動脈硬化症などで下半身の血圧が上半身より低い場合、認知症が発生しやすく、寿命が半分に縮まる可能性が高くなるとの統計もあります。

治療方法には、禁煙および、糖尿病や脂肪血症、高血圧のある人は生活習慣や食生活の改善が求められ、また運動療法と併用して、第二段階までであれば薬物療法が行なわれます。
トレンタール400の有効成分であるペントキシフィリンは、毛細血管の拡張および赤血球の形態的柔軟性を増進させ、さらに血小板の凝集作用の低下、末梢毛細循環を改善することで血流をよくし、閉塞性動脈硬化症の症状を改善します。
またこの作用により、栄養障害や脳血管障害、変性血管障害を併発する眼部循環障害などにも治療効果を発揮します。


副作用

トレンタール400を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、そう痒感、血小板減少、出血傾向、食欲不振、吐き気、嘔吐、胃部不快感、下痢、腹部膨満感、胸やけ、便秘、腹痛、肝障害、狭心痛、血圧低下、発汗、頭痛、めまい、尿閉、熱感


特別な注意

以下の場合、トレンタール400を絶対に服用しないでください。
・頭蓋内出血の止血が不完全な人
・多量の網膜出血のある人
・重篤な出血のある人
・トレンタール400の成分に対して過敏症の履歴のある人

以下の場合、トレンタール400を慎重に服用してください。
・重篤な不整脈のある人
・心筋梗塞のある人
・低血圧の人
・腎機能に障害のある人(クレアチニン・クリアランスが30ml/分未満の人)
・肝機能に障害のある人
・抗凝血剤服用、凝固障害などにより出血傾向のある人

トレンタール400を服用した場合、以下の症状が現われることがあります。
・四肢の慢性動脈閉塞症を持つ人は、ほかの動脈硬化性疾患が頻繁に現われます。

・冠動脈と脳血管に病気を併発している人の末梢動脈障害治療にトレンタール400を使用しても問題ありませんが、時折、狭心症、血圧低下、不整脈の出現が報告されています。

・ワルファリンを使用中の人は、頻繁にプロトロンビン時間をモニタリングしてください。

・最近の手術、胃潰瘍など出血を伴うほかの複雑な危険因子のある人は、ヘマトクリット値または/およびヘモグロビンを含む出血の定期検査を行なってください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊娠または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

母乳中へトレンタール400の成分が移行するため、授乳中の人は服用しないでください。万一、服用の必要がある場合は、服用中は授乳を中止してください。

幼児などの服用に関する安全性は確立していません。

高齢者では、一般に肝機能、腎機能、心機能が低下していることが多いので、低用量から服用を開始するなど、慎重に服用してください。