ジフィ200 (セフィキシム) 200mg 10錠 

560 円!! グラム陰性菌に対する効力の強い第三世代セフェム系抗生物質。淋病に優れた効果を発揮。

Zifi (Cefixime) - 200mg (10 Tablets)

■ 10錠

560 円


ご注文数量 単価
2 以上 530 円
6 以上 510 円
   

数 量 :   


 

有効成分

セフィキシム(Cefixime)

 

製造国

インド

 

製造元

Janssen Ortho LLC

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は、病状により1日200-400mgを1-2回に分けて経口服用してください。
また、無併発性の淋病の治療には1回400mgを服用します。

・一般的な治療服用期間は7日ですが、最大14日まで延長可能です。


商品詳細

ジフィ200は、細菌細胞壁を構成するペニシリン結合たんぱく(PBP)と強く結合し、細菌細胞壁の合成を抑制することで抗菌作用を示す抗生物質で、以下に適応します。

・適応菌種 
セフィキシムに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌

・適応症 
急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、胆のう炎、胆管炎、中耳炎、副鼻腔炎、しょうこう熱

細菌は、人体を含む地球上のあらゆる環境に存在している微小な生物で、光合成や窒素固定、有機物の分解過程などの物資循環において重要な役割を果たしています。その中には大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌などのように人間に対して害を与えるものもあれば、ビフィズス菌、乳酸球菌など人間にとって有用なもの、また特に何の影響を与えないものなど、その個体数は5×1030とも言われています。

すべての細胞はたんぱく質と脂質からできた細胞膜という薄い膜で包まれており、細菌の場合はさらに外部との浸透圧からその構造や強度を保つために細胞壁という層に囲まれています。
この細胞壁を形成しているのがペプチドグリカンという高分子です。ペプチドグリカンは細胞質膜に存在するペニシリン結合たんぱく質(PBP)が作用して作られていますが、この働きを阻害するのがジフィ200の有効成分であるセフィキシムです。
例えば細胞が2つに分裂する場合、まずあらかじめ2つ分の細胞質構成、細胞膜、細胞壁、外膜などの付属器官がつくられた後に分かれます。しかしセフィキシムによってペプチドグリカンの合成を阻害された細菌は複数分の細胞壁をつくることができなくなるため、分裂に伴って細胞壁が薄くなり、結果として増殖が抑制され (静菌作用)、さらに細胞と外液との浸透圧差が原因で細菌は死滅します(殺菌作用)。

またジフィ200はその広いスペクトラムから、淋病に対しても強い抗菌力を有する抗生物質です。 
淋病は淋菌による感染症で、キスやオーラルセックスなど粘膜の接触により感染し、約2-7日で発病します。1984年をピークに減少の傾向をたどっていましたが、1990年代半ばから再び上昇しているとの報告もあります。
男性の症状として尿道内の炎症があり、排尿痛や黄緑色の排膿を伴います。そのままにしておいても症状が治まる場合もありますが、淋菌はそのまま尿道内にとどまっているため、相手に感染させたり、再発することもあります。また症状がひどくなった場合は、精巣上体炎(副睾丸炎)の併発や性管炎などを伴い、最終的に閉塞性無精子症になる可能性もあります。 
女性の場合は概して子宮頚管炎が起こり、不正出血やおりものなどが認められますが、男性と比べて症状が少ないために淋病に感染したと気づかないことが多々あります。淋菌はさらに卵管まで移動して炎症を起こし、卵管がつまることで妊娠できなくなったり、また場合によって上腹部まで到達して肝臓の周囲に炎症を起こすこともあります。

淋病の治療には通常抗生物質が使用され、服用中に症状がなくなることがあります。しかし菌が死滅したわけではなく、再発するおそれもあるため、処方された量をきちんと最後まで服用し、完治させることが大切です。


副作用

ジフィ200を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、じんましん、紅斑、そう痒、発熱、浮腫、好酸球増多、顆粒球減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、BUN上昇、下痢、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、胸やけ、食欲不振、腹部膨満感、便秘、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、頭痛、めまい

極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、じんましんなど)、皮膚障害(皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症など)、血液障害(無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少など)、腎障害(急性腎不全など)、大腸炎(偽膜性大腸炎など)、関節性肺炎、PIE症候群(好酸球増多性肺浸潤症候群)、肝機能障害、黄だん


特別な注意

以下の場合、ジフィ200を絶対に服用しないでください。
・ジフィ200の成分によるショックの既往歴のある人

以下の場合、原則としてジフィ200を服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合は慎重に服用してください。

・ジフィ200の成分またはセフェム系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人

【重要な基本的注意】
・ショックが現われるおそれがあるので、充分な問診を行なってください。

【用法・用量に関連する服用上の注意】
・ジフィ200の服用にあたり、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上櫃王な最小限の期間の服用にとどめてください。

・高度の腎障害のある人では血中濃度が持続するため、腎障害の程度に応じて服用量を減量し、服用の間隔を空けて使用してください。

【慎重服用】
・ペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人

・本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質を有する人

・高度の腎障害のある人、経口摂取不良の人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症状が現われることがあります。

・高齢者: 生理機能が低下していることが多く、副作用が出現しやすいとされています。またビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

新生児に対する安全性は確立していません。