グリジド(グリクラジド)80mg 500錠

4360 円!! リミクロンのジェネリック
すい臓からのインスリンの分泌を促進しその作用を増強するスルホニル尿素系抗糖尿病治療薬(SU薬)。

Glizide (Gliclazide) - 80mg (500 Tablets)

■ 500錠

4360 円

数 量 :   


 

有効成分

グリクラジド(Gliclazide)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Mylan

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日40mgから服用を開始します。
症状に応じて1日40-80mgを経口服用しますが、1回の服用量が160mgを超えないようにしてください。
服用量が多い場合は1日2回、食後に服用してください。


商品詳細

グリジド80mgは血糖を下げる薬で、主に食事療法・運動療法だけでは血糖コントロールがうまくいかない2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)の治療に使用されます。

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血糖とは、血液中のブドウ糖(グルコース)のことを言い、組織細胞にエネルギーを補給する働きを持つ物質ですが、この血糖の血液中濃度を示したものが血糖値です。
極端に食べ物を摂取しない、激しい運動、病気や薬剤の影響などで下がる傾向があり、血糖が過度に下がると、大量の冷や汗、動悸、ふるえなどの低血糖発作が起こるほか、大脳のエネルギー代謝が維持できなくなるために精神症状を起こしたり、最悪の場合は死に至ることもあります。
この低血糖状態を避けるためのシステムが人間の体には4つ備わっており、さまざまなホルモンが血糖値を上げるように働きかけるため、特に健康な人では低血圧症状に対して比較的順応に対応します。しかしその反面で、上がった血糖を下げる働きをするホルモンは1つしかありません。それがすい臓から分泌されるインスリン(インシュリン)です。

インスリンは、筋肉や脂肪組織においてはブドウ糖の細胞内への取り込み促進、また肝臓では肝静脈へのブドウ糖放出(糖新生)を抑制するなど、血液中の糖分を調節する働きを持っていますが、このインスリンの量が不足したり働きが悪くなることで起こる病気が糖尿病です。
過食、運動不足、ストレスなどが原因で起こることが多く、そのまま放置しておくと、手足のしびれ(神経障害)、目の病気(網膜症)、腎臓病などいろいろな合併症を引き起こすことがあります。

グリジド80mgは、このインスリンの分泌を高めることで糖尿病を治療する薬です。有効成分のグリジドが属するスルホニル尿素系の血糖降下薬は、糖尿病内服治療薬の中では、もっとも多く使用されている薬で、インスリンを合成するすい臓のβ細胞に作用して、その分泌を促進させるほか、末梢の筋肉でのブドウ糖の利用を高め、肝臓からのブドウ糖放出を抑制するすい外作用もあるとされています。

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さらにグリジドは、スルホニル尿素系の血糖降下薬の中でも比較的作用が強く、吸収や代謝が比較的安定しているという特長を持っています。
ただしグリジド80mgはインスリンの代用として使用することはできないため、インスリンに依存しない非インスリン依存型の人に対してのみ有効です。


副作用

グリジド80mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
貧血、白血球減少、血小板減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ALP上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、悪心、嘔吐、食欲不振、胃膨満感、便秘、下痢、腹痛、皮膚そう痒感、発疹、光線過敏症、頭重、めまい、頭痛、熱感、脱毛

●極稀に起こる重篤な副作用
低血糖、無顆粒球症、肝機能異常、黄だん


特別な注意

以下の場合、グリジド80mgを絶対に服用しないでください。
・重症毛ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病の人: インスリンの適用となります。
・重篤な肝または腎機能障害のある人: 低血糖を起こすおそれがあります。
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある人: インスリンの適用となります。
・下痢、嘔吐などの胃腸障害のある人: 低血糖を起こすおそれがあります。
・グリジド80mgの成分またはスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人

【警告】
・重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがあります。
・用法・用量、使用上の注意に特に留意してください。

【慎重服用】
・既に肝または腎機能障害のある人
・以下の低血糖を起こすおそれのある人または状態
1.肝または腎機能障害
2.脳下垂体機能不全または副腎機能不全
3.栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足または衰弱状態
4.激しい筋肉運動
5.過度のアルコール摂取者
6.高齢者
7.血糖降下作用を増強する薬剤との併用

【重要な基本的注意】
・糖尿病の診断が確立した人に対してのみ適用を考慮してください。糖尿病以外にも耐糖能異常、尿糖陽性など、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、老人性糖代謝異常、甲状腺機能異常など)を有する疾患があることに留意してください。
・適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を充分に行なったうえで効果が不充分な場合に限り考慮してください。
・服用する場合は少量から開始し、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不充分な場合には速やかにほかの治療法への切り替えを行なってください。
・服用の継続中に、服用の必要がなくなる場合や減量する必要がある場合があり、また不養生、感染症の合併などにより効果がなくなったり、不充分となる場合もあるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無などに留意のうえ、常に使用継続の可否、服用量、薬剤の選択などに注意してください。
・重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転などに従事している人が服用するときは注意してください。また低血糖症に関する注意について、充分に理解してください。

【その他の注意】
・スルホニル尿素系薬剤(トルブタミド1日1.5g)を長期間継続服用した場合、食事療法単独の場合と比較して心臓・血管系障害による死亡率が有意に高かったとの報告があります。
・インスリンまたは経口血糖降下剤の服用中にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を使用することにより、低血糖が起こりやすいとの報告があります。

高齢者では生理機能が低下していることが多く、低血糖が現れやすいため、少量から服用を開始し、定期的に検査を行なうなど慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

授乳中の人は、授乳を中止してください。

小児などに対する安全性は確立していません。