オルメスマート(オルメサルタン メドキソミル)40mg 10錠

600 円!! 抜群の降圧効果に加えて心臓や腎臓への臓器保護作用を持ち合わせた数あるアンジオテンシンII受容体阻害薬(ARB)。

Olmesmart 40 (Olmesartan Medoxomil) - 40mg (10 Tablets)

■ 10錠

600 円


ご注文数量 単価
2 以上 570 円
   

数 量 :   


 

有効成分

オルメサルタン メドキソミル(Olmesartan Medoxomil)

 

製造国

インド

 

製造元

Helios Pharmaceuticals

使用量

下記使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては医師や薬剤師の指示に基づいた適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日1回10-20mgを経口服用してください。
1日5-10mgから服用を開始し、年齢、症状により適宜増減しますが、1日最大服用量は40mgまでとします。


商品詳細

オルメスマート40mgは、血圧を上げる体内物質であるアンジオテンシンIIの産出を抑えて血管を拡張し、水分や電解質が調整されることで血圧を下げる高血圧症の治療薬です。

動脈内の圧力のことを血圧と言いますが、その動脈の中膜にある血管平滑筋が収縮し、循環する血液量が増加した状態を高血圧といいます。また動脈硬化により動脈壁が硬くなり、血管抵抗が上昇することでも高血圧になります。

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は、血圧調節や体液調節に重要な役割を果たすホルモン系の総称です。血液低下や血液中のナトリウム(塩分)が低下すると、腎臓の傍糸球体装置からレニンという物質が血液中に放出されます。このレニンは、肝臓で合成されて血漿中に存在するアンジオテンシノゲンという血漿タンパク質をアンジオテンシンIに変換させます。すると今度はこのアンジオテンシンIが肺や血管内皮細胞にあるアンジオテンシン変換酵素(ACE)によりアンジオテンシンIIという物質に変換され、受容体と結合することで動脈の血管収縮を起こして血圧を上昇させます。さらにこのアンジオテンシンIIは、副腎皮質球状体に作用してアルドステロンの分泌を、また脳下垂体に作用してバゾプレッシンの分泌をそれぞれ促進します。アルドステロンは循環血液量や血圧の維持に重要な働きを示すホルモンで、ナトリウムを再吸収することで血管内の血流量を増やし、血圧を上げる作用をします。また抗利尿ホルモンであるバゾプレッシンは、細動脈を収縮させて血圧を上昇させます。

アンジオテンシンIIはアンジオテンシンII受容体と結合することで初めて作用します。アンジオテンシンIIには2種類の受容体があり、受容体1と結合すると血管収縮、血圧上昇、利尿作用、細胞増殖などの働きをし、その反対に受容体2と結合した場合は血管拡張、血圧下降、細胞増殖抑制などの働きをします。このアンジオテンシンIIが高血圧の原因となる受容体1との結合を妨げる役目を果たすのがオルメスマート40mgの主成分であるオルメサルタン メドキソミルです。

オルメサルタン メドキソミルのようなアンジオテンシンII受容体拮抗剤の研究は1970年代から始められていましたが、実際に高血圧症治療薬として本格的な研究がスタートしたのは1980年代のことです。オルメサルタン自体は高血圧症に対して大変すぐれた効果を発揮する成分でしたが、動物実験では経口吸収率が4.1%と、経口吸収率が異常に低いという問題点がありました。長年の研究の結果、メドキソミルによりプロドラッグ化(生体内で何らかの返還を受けて薬理活性を示すように化学修飾を行なうこと)することで吸収率を5倍に改善することが可能になり、体内での加水分解により速やかにオルメサルタンとして作用させることにも成功しました。

最近の研究によると、マウスによる試験の結果、オルメサルタンが認知機能の低下に対して有意に抑制され、また記憶力に対しても有意な改善が認められた、との報告があります。将来的には、高血圧症の治療だけでなくアルツハイマーの治療薬としても期待がもたれている薬です。


副作用

オルメスマート40mgは、血圧を上げる体内物質であるアンジオテンシンIIの産出を抑えて血管を拡張し、水分や電解質が調整されることで血圧を下げる高血圧症の治療薬です。

動脈内の圧力のことを血圧と言いますが、その動脈の中膜にある血管平滑筋が収縮し、循環する血液量が増加した状態を高血圧といいます。また動脈硬化により動脈壁が硬くなり、血管抵抗が上昇することでも高血圧になります。

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は、血圧調節や体液調節に重要な役割を果たすホルモン系の総称です。血液低下や血液中のナトリウム(塩分)が低下すると、腎臓の傍糸球体装置からレニンという物質が血液中に放出されます。このレニンは、肝臓で合成されて血漿中に存在するアンジオテンシノゲンという血漿タンパク質をアンジオテンシンIに変換させます。すると今度はこのアンジオテンシンIが肺や血管内皮細胞にあるアンジオテンシン変換酵素(ACE)によりアンジオテンシンIIという物質に変換され、受容体と結合することで動脈の血管収縮を起こして血圧を上昇させます。さらにこのアンジオテンシンIIは、副腎皮質球状体に作用してアルドステロンの分泌を、また脳下垂体に作用してバゾプレッシンの分泌をそれぞれ促進します。アルドステロンは循環血液量や血圧の維持に重要な働きを示すホルモンで、ナトリウムを再吸収することで血管内の血流量を増やし、血圧を上げる作用をします。また抗利尿ホルモンであるバゾプレッシンは、細動脈を収縮させて血圧を上昇させます。

アンジオテンシンIIはアンジオテンシンII受容体と結合することで初めて作用します。アンジオテンシンIIには2種類の受容体があり、受容体1と結合すると血管収縮、血圧上昇、利尿作用、細胞増殖などの働きをし、その反対に受容体2と結合した場合は血管拡張、血圧下降、細胞増殖抑制などの働きをします。このアンジオテンシンIIが高血圧の原因となる受容体1との結合を妨げる役目を果たすのがオルメスマート40mgの主成分であるオルメサルタン メドキソミルです。

オルメサルタン メドキソミルのようなアンジオテンシンII受容体拮抗剤の研究は1970年代から始められていましたが、実際に高血圧症治療薬として本格的な研究がスタートしたのは1980年代のことです。オルメサルタン自体は高血圧症に対して大変すぐれた効果を発揮する成分でしたが、動物実験では経口吸収率が4.1%と、経口吸収率が異常に低いという問題点がありました。長年の研究の結果、メドキソミルによりプロドラッグ化(生体内で何らかの返還を受けて薬理活性を示すように化学修飾を行なうこと)することで吸収率を5倍に改善することが可能になり、体内での加水分解により速やかにオルメサルタンとして作用させることにも成功しました。

最近の研究によると、マウスによる試験の結果、オルメサルタンが認知機能の低下に対して有意に抑制され、また記憶力に対しても有意な改善が認められた、との報告があります。将来的には、高血圧症の治療だけでなくアルツハイマーの治療薬としても期待がもたれている薬です。


特別な注意

以下の場合、オルメスマート40mgを絶対に服用しないでください。
・オルメスマート40mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人: 妊娠中期および末期にアンジオテンシンII受容体拮抗剤やアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用した高血圧症の人で羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全および羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の変形、肺の形成不全などが現われたとの報告があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。また服用中に妊娠が判明した場合には、ただちに服用を中止してください。

以下の場合、オルメスマート40mgを慎重に服用してください。
・両側性腎動脈狭窄のある人または片腎で腎動脈狭窄のある人: 腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあります。
・高カリウム血症の人: 高カリウム血症を増悪させるおそれがあります。また腎機能障害、コントロール不良の糖尿病などにより血清カリウム値が高くなりやすい人は、高カリウム血症が発現するおそれがあります。
・重篤な腎機能障害のある人: 腎機能を悪化させるおそれがあります。
・肝機能障害のある人: 外国において、軽度または中等度の肝機能障害の人で、織る眼サルタンの血漿中濃度(AUC)が健康な成人と比較して高くなることが報告されています。
・脳血管障害のある人: 過度の降圧が脳血流不全を起こし、病態を悪化させるおそれがあります。
・高齢者: 一般に過度の降圧は好ましくないとされており、脳梗塞などが起こるおそれがあるため、開始用量を守り、状態を観察しながら慎重に服用してください。

【重要な基本的注意】
・オルメスマート40mgの服用によって、一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがあります。また次の人は低用量から服用を開始し、増量する場合は状態を充分に観察しながら徐々に行なってください:血液透析中の人、利尿降圧剤服用中の人、厳重な減塩療法中の人
・オルメスマート40mgを含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤服用中に重篤な肝機能障害が現われたとの報告があります。
・手術前24時間は服用しないことが望ましいとされています。
・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがありますので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際は注意してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児にまたは小児に対する安全性は確立していません。