アロー・アミトリプチリン(塩酸アミトリプチリン)10mg 100錠

1000 円!! 無気力、無関心、精神不安定などのうつ病症状を改善する三環系抗うつ剤。夜尿症にも効果あり。

Arrow-Amitriptyline (Amitriptyline Hydrochloride) - 10mg (100 Tablets)

■ 100錠

1000 円

数 量 :   


 

有効成分

塩酸アミトリプチリン(Amitriptyline Hydrochloride)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Arrow Pharmaceuticals Ltd.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●うつ病・うつ状態の場合-
初期使用量として、成は1日30-75mgを数回に分けて服用します。 
経過を観察し増量をしたい場合は、症状に応じて150mgを限度として増量する事がありますが、症状が重い場合は稀に300mgを限度とすることもあります。

●夜尿症の場合-
成人は、1日1回10-30mgを就寝前に服用してください。

※希死念慮、自殺企図の可能性があるので、用量を変更する場合は必ず医師と相談してください。


商品詳細

アロー・アミトリプチリン10mgは、うつ病・うつ状態の治療に処方されている三環系抗うつ薬です。 その作用から、夜尿症の治療薬として使用されることもあります。

うつ病は、青年期から高齢者まで年代を問わず起こる気分障害の一種で、一般的には中年期以降に多く発症すると言われています。その症状や程度は人により異なりますが、悲哀感、興味や喜びの感情の喪失といった気分的障害や、何をするにもおっくう、意欲や集中力の低下、行動の遅滞などの意欲・行動障害のほか、思考障害や倦怠感、食欲不振、不眠、頭痛、めまい、肩こり、不快感、吐き気、手足のしびれなど身体的症状として現われることもあります。またうつ病の場合では、朝方は気分や調子が悪く、夕方には元気が出てくるなどの日内変動や、1年から数年周期、また季節的な変動などでうつ病の症状が繰り返し出現すると言われています。

うつ病になる原因は詳しくはわかっていませんが、過度のストレスなどの心因的要素や、身体的不調、脳内血行障害、更年期障害、ホルモンバランスや生体リズムの不調、季節の変化などのほか、何らかの変化が脳内で起こっているとも考えられています。そのひとつがノルアドレナリンやセロトニンの活動低下(減少)です。 
人間の脳は約1000億個の神経細胞で成り立っていると言われていますが、これらの細胞と細胞の間にはシナプスと呼ばれる隙間があり、外部から情報が入って来るとこの隙間に神経伝達物質が放出され、伝達先の神経の表面にある受容体(レセプター)と結合することで情報を伝えて行きます。この情報伝達の役割をしている物質がノルアドレナリンやセロトニンです。ノルアドレナリンはストレスを受けると放出されるホルモンで、意欲、不安、恐怖などと深い関係があります。このホルモンが不足すると無気力、無関心、意欲の低下を引き起こします。またセロトニンは精神を安定させる作用があり、不足するとうつ状態やパニック発作が起こり、攻撃的になりやすくなります。

神経細胞から放出されたノルアドレナリンやセロトニンのうち、受容体と結合しなかった分は神経終末で再び小胞内に取り込まれて再利用されます。アロー・アミトリプチリン10mgの有効成分である塩酸アミトリプチリンが属する三環系抗うつ薬は、脳内においてノルアドレナリンとセロトニンが取り込まれるのを抑制する働きをすることで、これらの物質の減少を抑え、うつ病の症状を改善します。

一方、夜尿症は5-6歳を過ぎても継続的に睡眠中の無意識な排尿を起こす病気で、身体的発達とホルモン分泌が密接に関わっていると考えられているほか、遺伝との関連も指摘されています。尿の排泄には、ムスカリン受容体と呼ばれる神経伝達物質が深く関わっていますが、このムスカリン受容体には副交感神経を制御する働きがあり、例えば脈拍数を減少させたり、食べ物を高率よく消化、吸収させるなどして、主に身体を緊張から解きほぐし、休息させるように働きかけます。また膀胱の筋肉が活発になり、肛門筋が弛緩することで排尿や排便を促す働きもしています。

アロー・アミトリプチリン10mgを含む抗うつ剤の多くは、これらのムスカリン受容体の働きを阻害する作用を持っており、中でも塩酸アミトリプチリンはその働きが特に強いため、夜尿症の治療薬としても使用されることがあります。


副作用

アロー・アミトリプチリン10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
血圧上昇、動悸、不整脈、心発作、心ブロック、血圧低下、頻脈、眠気、不眠、不安、口周部などの不随意運動(長期使用時)、ふるえなどのパーキンソン症状、運動失調、四肢の知覚異常、焦燥、構音障害、発疹、じんましん、白血球減少、肝機能障害、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、黄だん、口渇、悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、味覚異常、尿閉、排尿困難、体重増加、ふらつき、頭痛、めまい、倦怠感、発汗、視調節障害、眼内圧亢進

●極稀に起こる重篤な副作用
悪性症候群、セロトニン症候群、心筋梗塞、幻覚、せん妄、精神錯乱、けいれん、顔・舌部のむくみ、無顆粒球症、骨髄抑制、まひ性イレウス、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)


特別な注意

以下の場合、アロー・アミトリプチリン10mgを絶対に服用しないでください。
・緑内障のある人: 抗コリン作用を有するため、緑内障が悪化するおそれがあります。
・三環系抗うつ剤に対し過敏症のある人
・心筋梗塞の回復初期の人: 循環器系に影響をおよぼすことがあり、心筋梗塞が悪化するおそれがあります。
・尿閉(前立腺疾患など)のある人: 抗コリン作用を有するため、症状が悪化するおそれがあります。
・モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン)を服用中あるいは服用中止後2週間以内の人

【慎重服用】
・排尿困難のある人: 抗コリン作用を有するため、症状が悪化するおそれがあります。
・眼内圧亢進のある人: 抗コリン作用を有するため、症状が悪化するおそれがあります。
・心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈(発作性頻拍・刺激伝導障害など)などの心疾患のある人: 循環器系に影響をおよぼすことがあり、これらの症状が悪化するおそれがあります。
・甲状腺機能亢進症の人: 循環器系に影響をおよぼすことがあります。
・てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往歴のある人: けいれんを起こすことがあります。
・躁うつ病の人: そう転、自殺企図が現れることがあります。
・脳の器質障害または統合失調症の素因のある人: 精神症状を増悪させることがあります。
・衝動性が高い併存障害を有する人: 精神症状を増悪させることがあります。
・自殺念慮または自殺企図の既往のある人、自殺念慮のある人: 自殺念慮、自殺企図が現れることがあります。
・小児
・高齢者

【重要な基本的注意】
・眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、アロー・アミトリプチリン10mgを服用中の人は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないように注意してください。
・うつ症状を呈する人は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような人は服用開始早期ならび服用量を変更する際には状態および病態の変化を注意深く観察してください。
・不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病などが現れることが報告されています。また因果関係は明らかではありませんが、これらの症状・行動を来たした症例において、基礎疾患の悪化または自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されています。状態および病態の変化を注意深く観察するとともに、これらの症状の増悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行なってください。
・自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる人が服用する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめてください。
・家族などに自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性などの行動の変化および基礎疾患悪化が現れるリスクなどについて充分説明を行ない、医師と緊密に連絡を取り合うようにしてください。
・服用量の急激な減少ないし服用の中止により、嘔気、頭痛、倦怠感、易刺激性、情動不安、睡眠障害などの離脱症状が現れることがあります。服用を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行なってください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・抗うつ剤の服用により、24歳以下の人で自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、アロー・アミトリプチリン10mgの服用にあたってはリスクとベネフィットを考慮してください。

【その他の注意】
・海外で実施された大うつ病性障害などの精神疾患を有する人を対象としたアミトリプチリンを含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対象臨床試験の検討結果において、24歳以下の人では自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤服用群でプラセボ群と比較して高かったという報告があります。なお、25歳以上の人における自殺念慮や自殺企図の発現の上昇は認められず、65歳以上においてはそのリスクが減少しました。
・主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤および三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を服用した人で、骨折のリスクが上昇したとの報告があります。

高齢者では、起立性低血圧、ふらつき、抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘、眼内圧亢進などが現れやすいので、少量から服用を開始するなど状態を観察しながら慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

アロー・アミトリプチリン10mgの服用中は授乳を中止してください。